「ジョン・ワトソン (哲学者)」の版間の差分

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ワトソンの哲学的関心は、宗教の形而上学的考察で、かれはキリスト教の合理主義的解釈を提唱していた。主著となる『キリスト教と観念論』はその成果である。またかれは、理性的に一般の人びとが連結できことを望み、[[カナダ合同教会]]の創設にも尽力した。またワトソンは、優れた[[カント]]学者でもあり、初期の作品でもある『カントとその英国(哲学)批判』(1881年)、『カントの哲学』(1888年)、『解明されたカントの哲学』(1908年)は有名で、カナダにおいてカント研究に携わっている人にとっては、いまだに重要な研究書である。また、学生向けの哲学入門に関する書物も多い。ワトソンのわかりやすさおよびユニークな注釈によってかれの出版物の人気もあがり、第一次世界大戦の余波で『国家の中の平和と戦争』(1919年)を執筆。人気を得る。この著のなかでワトソンは、寛容さと多文化的な統合に基づいた世界政府を促すことを説いていた。カナダにおける文化的多元性および平和の問題が、かれの晩年の課題であった。
 
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[[Category:19世紀イギリスの哲学者]]