「クロスボウ」の版間の差分

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<!-- 削除についての議論が終了するまで、下記部分は削除しないでください。 -->
'''クロスボウ'''(英:Crossbow)は西洋で用いられた、専用の[[矢]]を[[ばね|板ばね]]の力で、これに張られた弦に引っ掛けて発射する装置([[武器]])。[[引き金]]を持ち、狙いが定めやすい。
<div style="border: solid #999 1px; width: 75%; background: #eff; padding:1ex 1em 1ex 1em; margin: 0 auto 1em auto" class="editsection">
[[画像:Crossbow Photo.jpg|thumb|200px|クロスボウ(右上)とその矢(下)・巻き上げ器(左)<BR>ビクトリア&アルバート博物館所蔵]]
<div style="text-align: center; font-size: 117%">'''削除提案中'''</div>
 
<div style="float: left; width: 50px; padding-bottom: 10px">[[Image:Icono_aviso_borrar.png|50px|]]</div>
==概要==
<div style="margin-left: 60px"><p>この項目の一部の版または全体について、[[Wikipedia:削除の方針#削除依頼|削除の手続き]]に従って、削除が提案されています。</p>
[[中国]]や[[日本]]といった漢字文化圏では'''[[弩]]'''(ど・おおゆみ)と呼ばれる射出武器とほぼ同一の構造と機能を持つ[[ヨーロッパ]]の武器で、ボルト(bolt)、クォレル(またはクォーラル;quarrel)などと呼ばれる通常より太く短い矢をつがえて発射する。木でできた台(弓床)の先端に交差するように弓が取り付けてある。
<p>削除についての議論は、[[Wikipedia:削除依頼|削除依頼]]の[[Wikipedia:削除依頼/{{{1|クロスボウ}}}|'''依頼サブページ''']]で行われています。削除の議論中はこのお知らせを'''除去しないで'''ください。</p>
 
</div>
[[Image:Armborst 1, Nordisk familjebok.png|180px|right|Crossbow]]
<p style="clear: left">'''この項目の執筆者の方々へ''': まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、[[Wikipedia:削除の方針|削除の方針]]に該当するかどうか検討してください。</p>
同じ系譜の武器である東洋の弩が歴史に姿を現したのはだいたい[[紀元前5世紀]]頃からといわれており、[[12世紀]]になってからヨーロッパにクロスボウとして登場した。東洋から伝えられた物と考えられている。
</p>
 
</div>[[Category:削除依頼中の記事]]
それまで一般に使われていた弓は、他の武器にくらべ射程が長く強力ではあるものの、弓を引き絞って構える為の筋力と、その状態で狙いをつけて放つ為の技術・訓練が必要で、狩猟などで弓を使う習慣のない民族にとっては扱いづらいものだった。特に威力を増加させるためには大型化が避けられなかった。
<!-- 削除についての議論が終了するまで、上記部分は削除しないでください。 -->{{copyrights}}
 
[[Image:Armborst 2, Nordisk familjebok.png|180px|right|Crossbow]]
これらの弱点を克服するために、台座に弓を取り付けることで固定し、あらかじめ弦を引いてセットしたものに矢を設置してなんらかの引き金(トリガー)を引くことで矢を発射できるようにしたものがクロスボウで、素人でも扱いやすく、また台座を固定して[[梃子]]を用いるなどして弦を引っかける時だけ力があればいいので、普通に手では引けないような強力な弓を搭載できる為にその威力や射程も高まった。
 
[[Image:Armborst 3, Nordisk familjebok.png|180px|right|''winching crossbow.'']]
しかし、これらの射出武器は弓を発射できる状態にするまでに時間がかかるという弱点があり、その射出速度は速くとも1分に1, 2発であった。
 
その速度を上げるためにこの武器にはいろいろな改良がなされ、初期は台尻を腹にあてたり、先端に足をかける金具を取り付けたり、後々には'''クレインクライン'''というハンドルを回して弦を巻き上げる方式のクロスボウなども誕生したが、この弱点が克服されることはなかった。一部には弓の張力をやや落してハンドル操作で矢のセットと弦をつがえる操作を行える'''レピーター・ボウ'''も登場したが、こちらは威力が小さく構造が複雑で故障も多かったため、あまり普及せずに終わっている。
 
とは言え、安易に扱える武器な上に強力な威力は、[[騎士]]の装備する金属製の[[甲冑]]すら易々と貫通して致命傷を与えるため、これによる[[狙撃]]は一部で脅威となっている。ヨーロッパ中から信奉されていた有名な騎士が、農民出身者のクロスボウの射手に撃たれて死んでしまった伝承もみられる。その為、各地の騎士からこの武器に対して猛反発が続出し、非人道的として[[ローマ教皇庁]]から対キリスト教徒の戦闘での使用禁止令がだされるほどにもなった。(ただし、当然ながら戦闘自体は禁止されていない)
[[Image:Armborst 4, Nordisk familjebok.png|180px|right|''Person loading a winching crossbow.'']]
 
日本ではボウガン(弓銃?)と呼称される事があるが、これは和製英語でありクロスボウが正しい名称である。
 
==クロスボウを使って行われる競技==
[[アーチェリー]]同様、的の中心部を狙って矢を放つ競技形式が存在する。
 
==近代、現代の兵器としてのクロスボウ==
クロスボウの原型となった弓が、銃の登場で駆逐されていったのに対し、クロスボウはごく最近まで現用兵器として使われていた。
大規模且つ一般的な戦場での兵器としては、第一次大戦での使用が最も新しい。尤も、矢を発射するという本来の用法よりも、小型の爆発物を投擲する為に使われることのほうがずっと多かった。
これは矢よりも銃弾の方が射程・威力とも大きいこと、その一方で、第一次大戦に於いて、塹壕を介した対峙が頻発したことによる。互いに塹壕内にいる為に、銃撃は効果が薄く・手榴弾は届かない、という状況下で、クロスボウによる爆発物投擲は大きな効果があった。
また銃砲は[[ハーグ陸戦条約]]により消音装備を使用しにくい環境が生まれたこと(その消音装備も、実際に高い効果をもつ製品が現れたのは'70年代になってから)に対し、クロスボウはその影響を受けなかった。
つまりはハーグ陸戦条約というスポーツマンシップが、クロスボウに現用兵器としての活躍の場を残したのだ。
 
第二次大戦以降、本格的な小型爆発物投擲兵器(グレネード・ランチャー。投擲用クロスボウよりもずっと小型軽量且つ連射性・遠射性が高く、小銃との併用も可能)が導入されたことにより、投擲兵器としてのクロスボウは戦場から姿を消した。
しかし消音兵器としては猶も生き続け、'70年代に銃が高性能の消音装置を得るまで、特殊作戦等で使われた。
 
==種類==
*ガストラフェテス(腹当て機)
*アーバレスト
*[[バリスタ]]
 
==関連項目==
{{commonscat|Crossbow}}
*[[石弓]] - [[弩]]
*[[ウィリアム・テル]]
==外部リンク==
*[http://k.excite.co.jp/hp/u/jpn-xbow 日本ボウガン射撃協会のオフィシャルサイト(携帯版のみ)]
 
[[Category:弓矢|くろすほう]]
 
[[ca:Ballesta]]
[[cs:Kuše]]
[[da:Armbrøst]]
[[de:Armbrust]]
[[en:Crossbow]]
[[es:Ballesta]]
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[[fr:Arbalète (arme)]]
[[gl:Bésta]]
[[he:קשת אופקית]]
[[it:Balestra (arma)]]
[[lv:Stops (ierocis)]]
[[nl:Kruisboog]]
[[no:Armbrøst]]
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[[zh:弩]]