「アバター (2009年の映画)」の版間の差分

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: ナヴィと人間の人造ハイブリッド種。被験者たる人間のDNAとナヴィのDNAを掛け合わせて造られた人造生命体であり、個体としての意識はなく、脳の活動は、媒体交信者を必要としている。つまり、パンドラ生命体系の特有の生態交感能力を応用して、外部機械的神経介入によって動かす事の出来るバイオ科学で造られた[[マリオネット]]である。操作するに当たっては被験者との同調率が高くないと出来ない為、DNAの一致しない他人では操作出来ない。ジェイクは双子だった為に選ばれた特殊ケース。アバターとリンクしている間、被験者側は眠っている状態であり、アバター側が眠りに付くと被験者側が目覚める。ただ、トラブルなどでリンクが絶たれてしまった場合アバターは昏睡状態に陥り、その間まったくの無防備となってしまう。また、リンクした状態でアバターが死亡しても操縦者が死ぬことはないが、激しい痛みは受けてしまう。ナヴィ達(オマティカヤ族)には“ドリームウォーカー”と呼ばれている。人類は当初アバターを使ってナヴィの人々に英語を教えたり、人間の文化などを伝えるプロジェクトもあったが映画開始の時点ではそのプロジェクトは頓挫している。ちなみにナヴィの指は四本であるが、アバターは人間のDNAが入っているためか、五本である。
; 衛星パンドラ
: [[アルファ・ケンタウリ]]太陽系の[[木星型惑星]]ポリフェマスの[[衛星]]。地球からの距離4.4光年。重力が地球に比べて小さいという環境は、ジェイクに、高度の高い空中から落下しても怪我一つしないというスーパーマンの設定にも似た行動の自由を与えている。しかし、大気圧が増大しているため物体の加速度と必要なエネルギー量は地球よりも負荷が大きい。衛星の大気は、揮発成分が多く、地球人は自然呼吸ができない。揮発成分以外の大気組成は地球の大気とあまり変わらず、揮発成分を取り除くフィルターマスク「エグゾパック」を装着して呼吸できる環境としている。ジェイクが新兵と共にパンドラに到着した場面で、上官が「エグゾパック無しだと20秒で意識を失い、4分で死亡する」と説明して装着するよう促している。劇中で、クオリッチ大佐が短時間ながら息を止めた状態でパンドラの大気内で活動する場面が3度あった。前者では気密を保っていたドアを開けっ放しにしたために、その場に居合わせた者達はエグゾパックを装着して慌てて逃げ出している。[[アバター・フライト・オブ・パッセージ]]では、沿岸の波は地球よりも遥かに大きいことが示唆されている。
; パンドラの生物
: パンドラに生息する動物の多くは地球に比べて巨大で、複数の目・6本脚・複数の呼吸孔と蓋・フィーラー・胴体にも呼吸器官を持つ・(動植物の両方が)[[生物発光|夜光]]能力を持つ・植物の特徴も持つ。
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: 映像作品では、[[アバター・フライト・オブ・パッセージ]]に登場。
; ナルツァ
: 全長:40mの巨大な海棲生物で、[[シャチ]]に似た出産と子育てを行うとされる。[[ホオジロザメ]]にも似た巨大な顎と6つの鰓と装甲を持ち、[[ザトウクジラ]]の様な4枚の胸びれを持つが背びれはない。沿岸の浅瀬に生息し、水面から飛び出して空中の獲物を狙う<ref name=Mo'ara>[Guide to the Flora & Fauna of the Valley of Mo'ara https://s3.amazonaws.com/ffe-ugc/avatar/assets/PWA_Pamphlet_WIP_v015_170511_ZF.pdf]</ref>。
: 小型の近縁種により凶暴で素早い'''アクラ'''がいる。
: 映像作品では、[[アバター・フライト・オブ・パッセージ]]に登場。