「虹の彼方に」の版間の差分

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ジュディ・ガーランドの歌で[[サウンドトラック]]用の録音もされ、彼女がこの曲を歌うシーンの撮影もなされたが、映画の編集段階になって[[撮影所]]幹部たちから、14歳の少女が歌うには大人びた歌で相応しくない、と物言いがつき、「虹の彼方に」の歌唱シーンはカットされかけた。だが映画のプロデューサーであった[[アーサー・フリード]]はこの曲が気に入ってカットに猛反対し、葬られかけたこの曲は土壇場で踏み止まることができた。
 
結果「虹の彼方に」はアカデミー歌曲賞を受賞して大ヒットし、歌ったジュディ・ガーランドにとっても自らのトレードマーク、テーマソングとも言うべきナンバーとなって、以後の彼女の生涯を通じての持ち歌となった。ジュディが[[1961年]]の[[カーネギー・ホール]]でのソロ・[[コンサート]]で歌ったライブ・バージョンは、ことに名唱とされている。
 
映画公開後のヒット以来、[[スタンダード・ナンバー]]として世界的に広く親しまれ、数知れぬカバーの対象となってきた。[[2001年]]に[[RIAA|全米レコード協会]]等の主催で投票により選定された「20世紀の名曲」([[:en:Songs of the Century|Songs of the Century]])では第1位に選ばれた。