「ミナス・ティリス」の版間の差分

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ミナス・ティリスは、白の山脈の[[ミンドルルイン]]山腹、膝のように突き出た「守りの丘」に位置する{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。城市は7重の城壁によって囲まれた7層からなる環状の構造で、都の大門は東向きに、内部の第1層から第6層までを繋ぐ門は、それぞれ東南と東北の互い違いに配置されている{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。最外周部(第1層)の城壁は[[ヌーメノール]]由来の技術によって作られた、極めて高く強固なもので、[[オルサンク]]に似た黒く滑らかな壁面を持ち、土地自体が崩壊するのでもないかぎり破壊することは不可能であった{{sfn|王の帰還 上|loc=四 ゴンドールの包囲}}。都市とミンドルルイン山との間の鞍部は第5層に接続するが、この接続部分も強固な防壁と断崖によって守られていた{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。[[カレン・ウィン・フォンスタッド]]は、楕円形の都の直径は平均3100フィート、すべての城壁の総延長は40000フィート以上と推定している{{sfn|「中つ国」歴史地図|loc=ミナス・ティリス}}。
 
東向きの大門の奥には最上層である第7層にまで達する巨大な岩の絶壁が立ち上がっており、都市の中央第2層から第26以上まで部分環状区はすべてこの大岩くり抜くトンネルで二つに分けられていた{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。大岩をくり抜くの中のトンネルをる東向きの門を抜けた第7層は700フィートの高度に位置し、この層にそびえ立つ白の塔([[エクセリオン]]の塔)は高さ50[[尋]]、塔の頂点は城壁外から1000フィートの高度に達する{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。第7層の白の塔の下部には大きな館が設けられ、大広間には玉座と執政の椅子が設置されていた{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。館と塔の前には噴水広場が位置し、ゴンドールを象徴する[[白の木]]が植えられていた{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。
この他、第5層のミンドルルインとの鞍部には死者の館(ゴンドールの王と執政の墓所)がおかれている{{sfn|王の帰還 上|loc=一 ミナス・ティリス}}。