「一目上がり」の版間の差分

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シについて
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== 演目の特徴 ==
賛、詩、悟を同音の数字と対応させて「六」をどうするかと思わせて七福神で落とすところに面白みがある<ref name=aras/>。[[頓知話]]を集めたような趣きがあり、馬鹿馬鹿しいようでいて、実は風流と文人趣味の味わいが濃厚にただよう作品である<ref name=meiban/>。演じ手が書画骨董に精通し、その文辞を正確に記憶したうえで聴衆にわかりやすく説明しなければならない場面がいくつもあるので、前座噺のように扱われることが多いものの、実際には[[ハードル]]の高い噺である<ref name=meiban/>。
 
== 作中の「シ」について ==
富岡鉄斎(伝)による「仁に遠き者は道に疎(うと)く 苦しまざる者は智に于(うと)し」として演じる落語家もいる。これは漢文では「遠仁者疎途 不苦者于智」となり、「おにはそと ふくはうち」と読むこともできる。
 
== 得意とする演者 ==