「先発ローテーション」の版間の差分

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極端なところでは、出場選手登録抹消・再登録までの最低10日というインターバルを活かし、中10日ローテを組むことも可能である。[[福岡ソフトバンクホークス]]は[[2014年]]のオールスター明けから、主戦級の3人のみ中6日で回し、残り3枠は先発登板日に登録し翌日抹消というパターンで中10日以上空けて複数の投手を先発させた。これには、25人のベンチ入り選手をフルに活用できる、相性などにより登板日を調整できるなどのメリットがある<ref>[https://full-count.jp/2014/08/11/post4128/ 怒とうの勢いで首位を独走 ソフトバンクを支える「9人ローテ制」の強みとは] - 2014年8月11日 Full-count</ref>。
 
[[クライマックスシリーズ]]は、2戦先勝方式のファーストステージ(最大3試合)と、次のファイナルステージ(1位チームのアドバンテージ1勝含む4戦先勝、最大6試合)の間の予備日は、2011年以降原則1日しか設けていない。これは、1stステージ第1戦で先発した下位チームのエース投手最終ステージ第1戦(中3日)への先発登板を困難にして、1位チームに日程的なアドバンテージを持たせる意味合いもある。ただし、1st・最終ステージ間の予備日が2日あった年もあり、そのケースでは中4日で登板した事例もある。[[2010年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|2010年のパ・リーグCS]]では、当時[[千葉ロッテマリーンズ]]のエースであった[[成瀬善久]]が、1stステージ第1戦に先発(7.0回、2失点)した後、中4日で最終ステージ第1戦、更に中4日で第6戦にも先発、この2試合でいずれも完投勝利を記録(第1戦は1失点完投、第6戦は完封)し、最終ステージのMVPを受賞した<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20101020-692130.html 成瀬THEエース中4日完封MVP/CS] - 2010年10月20日 日刊スポーツ</ref>。
 
投手と野手の二刀流として活躍している[[大谷翔平]]は[[北海道日本ハムファイターズ]]時代、中6日で先発ローテーションに組み込まれていた。先発の前日と翌日は、野手・DHとしても試合に出場しない。[[ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム]]では、中6 - 10日の間隔で10試合に先発したが、2018年6月半ばに怪我により離脱したのを機に、野手起用に一本化されている。