「ループアンテナ」の版間の差分

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m 多くの人が実験またはシミュレーションで認めていることを説明した。
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共振の帯域幅が広いことを追加
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* {{要出典|date=2020年10月|title=1波長のエレメント長では、通常、ループの中心から給電部を通る直線を法線とする偏波面を持つはずである。条件の不足?|範囲=電波の偏波面に依らないため、垂直偏波・水平偏波のどちらも同様に、さらには偏波面が変動する電波でも、拾うことができる}}
* {{要出典|date=2020年10月|title=何と比較して、どの程度?|[[雑音]]に強い(S/N比が良い)}}
*ダイポールアンテナに比べ、共振する(使用できる)周波数がやや広い
 
[[短波]]から[[極超短波]]まで、遠距離(DX)通信・[[衛星通信]]などの目的に用いられることが多い。理論上は円形が最も効率が高いが、量産や設置を容易にするため三角形(デルタ・ループ)、四角形(クワッド)のものが多く実用になっている。
 
[[ファイル:Mmnet-ogawa.jpg|thumb|250px|right|福井県南部のケーブルテレビの受信局。円筒形のアンテナがループ八木アンテナである]]
[[八木・宇田アンテナ]]と同様に一方向への指向性を持たせるためには、全長が概ね1[[波'''放射器'''より少し]]の閉じた導線からなる'''導波器'''(ループアンテナはエレメントが輪をなしているためエレメント上に容量性リアクタンス成分を持つので、それを打ち消すために1波長より数パーセント長い導線で共振する)、全長が'''導波放射器'''より少し長い閉じた導線からなる'''反射器'''を取り付けることにより、放射器から導波器の方性が鋭くなり、に向けての利得が向上すを大きくできる。このようなアンテナは'''ループ八木アンテナ'''または'''リングアンテナ'''と呼ばれる。また、大型で円形にするのが難しい(あるいは小型だがコストを削減したい)ため、円の代わりに[[正方形]]とした輻射器、導波器、反射器から構成されているものは、立方体のような形状を持つため'''キュービカル・クワッド'''(cubical quad:CQ)と呼ばれる。両方に×型の支柱に四角形に導線が張られており、特徴的な外見を有する。テレビの小出力の中継所では他の送信所からの受信と周辺地域への送信の両方にリングアンテナを使う事例がある。導波器のみダイポールアンテナやパラスタックの形状ではなくキュービカルクワッドの形状にして破損しにくくしたテレビ受信用八木アンテナもある。
 
==導線を何回か巻いたもの==