「スタッフォード・ビーア」の版間の差分

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'''スタッフォード・ビーア''' ({{lang-en-short|(Anthony) Stafford Beer}}, [[1926年]][[9月25日]]—[[2002年]][[8月23日]]) は、[[オペレーションズ・リサーチ]]および[[経営サイバネティクス]] ({{lang-en-short|[[:en:management cybernetics|management cybernetics]]}}) の分野で知られる[[イギリス]]の[[経営コンサルタント]]・研究者である。
 
== 生涯 ==
アンソニー (Anthony) スタッフォード・ビーアとして[[ロンドン]]に生まれた。 [[ロンドン大学]][[ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン|ユニバーシティ・カレッジ]]で哲学を専攻したが、第 2 次世界大戦中の1944年、陸軍に参加するため中退した。 1947年まで[[インド]]で軍務に服し、1949年に大尉まで昇進したのちに復員した。21歳の頃、ファーストネームであるアンソニーを自身の名前から除いた。
 
その後イギリスの製鉄会社[[ユナイテッド・スチール・カンパニーズ|ユナイテッド・スチール]] ({{lang-en-short|[[:en:United Steel Companies|United Steel Companies]]}}) に加わり、経営者を説得して自らをリーダーとするオペレーションズ・リサーチ部門を設立した。 同社を1961年に退職してからは、ロジャー・エディソン(Roger Eddison)とともに SIGMA ({{lang-en-short|Science in General Management}}) とよばれる OR のコンサルタント業を開始した。 さらに1966年に SIGMA を去り、その顧客であった出版会社 IPC ({{lang-en-short|[[:en:IPC Media|International Publishing Corporation]]}}) に勤務した。 IPC では開発部門の責任者に任命され、最新のコンピュータ技術の導入を推し進めた。 その後、社会システムに対する関心を強め、1970年からはそれに焦点をあてた独立コンサルタント業を開始した。