「チカーノ」の版間の差分

'''チカーノ'''（Chicano）は、狭義的には[[メキシコ|メキシコ系]][[アメリカ合衆国#国民|アメリカ人]]の2世以降を指すとすることもあるが、1世も含めることが多い。また、実際にはメキシコを出自としながらメキシコにそのアイデンティティーを求めず、[[ヒスパニック|ヒスパニックアメリカン]]と自称するメキシコ系アメリカ人も存在する。概ね元々メキシコの州、[[カリフォルニア州|カリフォルニア]]や[[テキサス州|テキサス]]など現在アメリカ合衆国南部のメキシコとの国境にある州に住んでいる。

この語の起源の説明としてはナワトル語のMexitriのスペイン語派生語が、まず、18世紀に現アメリカ合衆国領言語学者の西海岸に現メキシコ領[[チワワ州]]か間で信じらやっれてきた商人達を「チワワのいる。メヒシカーノ」としていたのを略してチカーノという単語が出来たという説がの語源Mexihcatlは単数形である。他の説としてチカーノという言葉はメキシカンーノ（スペイン語ではメヒカーノ）を略しの最初の音節が失われて、チカーノとなったともされるいう説がは有力となっきりした語源は定かではなている<ref>Mestiz@ Scripts, Digital Migrations, and the Territories of Writing|url=https://archive.org/details/mestizscriptsdig00baca|url-access=limited|last=Baca|first=D.|publisher=Palgrave Macmillan|year=2008|isbn=9780230605152|pages=[https://archive.org/details/mestizscriptsdig00baca/page/n78 54]</ref>。この説によると、チカーノは20世紀はじめ初頭にメキシコ系労働者たちを指して、その雇い主が使った軽蔑差別用語として始まり、その後メキシコ本土にも低所得者層を指す言葉として広まった。チカーノの起源については諸説あるが、コミュニティではチカーノのアイデンティティを主張する傾向が依然として強いをとされている<ref>{{Cite book|title=Aztlán: Essays on the Chicano Homeland. Revised and Expanded Edition|last=Zaragoza|first=Cosme|publisher=University of New Mexico Press| accessdate=01 April 2021 |isbn=9780826356758|pages=137}}</ref>。

[[1960年代|1960]]～から[[1970年代|70年代]]に、メキシコ系アメリカ人が起こした[[文学]]的及び[[チカーノ・ナショナリズム|チカーノ運動]]と呼ばれる一連の[[政治]]的運動において、チカーノは民族の誇りを示す言葉となった。というのも彼らはこのころ時代に一、民族としての[[チカーノ・ナショナリズム|アイデンティティ]]を持ち始めたとも言える。

[[ヒ音楽を中心とした、イースパニック]]トLAやテキサス州の項でも触れられているように、チカーノ文化は人種的な多様性を持ってい特に有名である。低所得層に関しての若者は概ね黒人達と交流を持ち、似通っ近接した文化圏を持つ。カリフォルニア州南部の[[ロサンゼルス]]・、[[サンフランシスコ]]などでは[[ギャング|ギャングスタ]]となる者もいる。チカーノ・ギャングスタの特徴としては、頭を丸め、[[髭|口髭]]を伸ばし、[[サングラス]]をかけているものが多い。[[南カリフォルニア]]では自動車産業に従事する者もおり、[[ローライダー]]と呼ばれる車両高を低くしたモーターカーを好んだでいる。ラッパーではキッド・フロスト<ref>90年の「ラ・ラーサ」で知られている</ref>、メローマン・エースらが有名である。また、ロス・ロボスなどのロックは、「チカーノ・ロック」、ティアラやロッキー・パディーヤなどのチカーノ・ソウル/R&Bは「ブラウン・アイド・ソウル」とジャンル分けさ呼ばれるケースがこともある。アメリカ南部のテキサス州を中心としたメキシコ人の音楽全般は、「テハーノ・ミュージック」(テックス・メックス）とも呼ばれる。

*[[ラグジテハーノ・ミュアリーカージック]]