「見性院 (山内一豊室)」の版間の差分

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===馬と黄金の話===
一豊夫妻の有名な逸話として、見性院は、『[[常山紀談]]』による嫁入りの[[持参金]]またはへそくりで夫・一豊の欲しがった名馬([[名馬一覧#鏡栗毛戦国時代・江戸時代|鏡栗毛]])<ref>[http://www.tabi2ikitai.com/japan/j2202a/a01051.html 掛川城-山内一豊とお千代 掛川市の散策-観光案内]</ref>を購入し、主君[[京都御馬揃え|織田信長の馬揃え]]の際に信長の目に留まり、それが元で一豊は加増されたといわれる。この逸話は、『[[藩翰譜]]』、『鳩巣小説』、『常山紀談』の3つに記載があり、藩翰譜には(見性院が)「鏡の筥の底より、黄金十[[両]]取り出しまゐらす」とあり、父からもらった金とされている。馬に関しては「東国第一の馬」と記載されている。一方鳩巣小説では「金子一枚」(十両大判一枚のこと、つまり十両)とあり、母からもらったとされていて、馬売りを「[[仙台]]より馬売りに参り候」と表現している。常山紀談では、父からもらった金を差し出したとある。また、どこで馬を手に入れたかについては3つとも[[安土城]]下とあり、馬揃えの時期に関しては、[[天正]]9年([[1581年]])[[2月28日 (旧暦)|2月28日]]とある{{Sfn|小和田|2005a|pp=92-99}}。
 
[[File:Tensho oban.jpg|thumb|150px|right|天正大判]]