「航空阻止」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2016年7月}}
{{参照方法|date=2016年7月}}
[[File:Hai Duong bridge bombing 1972.jpg|thumb|[[ベトナム戦争]]中、[[ハイズオン省]]で航空阻止攻撃を遂行する[[A-7 (航空機)#各型|A-7E コルセアII]][[攻撃機]]。[[橋|橋梁]]は、航空阻止の重要な目標の1つである]]
'''航空阻止'''(こうくうそし {{Lang-en|Air Interdiction, '''INTAI'''}})は、[[航空機]]によって行われる[[阻止攻撃]]。[[後方連絡線]]上の敵[[部隊]]・物資の遅滞・妨害・[[撃破]]を目的とする[[航空作戦]]であり{{Sfn|Meilinger|2014}}、[[アメリカ空軍]]は「敵の地上にある潜在的能力が、友軍に対して効果的に使用される前に、そらす、妨害する、遅らせる、または破壊する行動」と定義している{{Sfn|防衛研究所|2021|pp=421-423}}
 
また[[最前線]]の背後で行われるものを、特に'''戦場航空阻止'''({{Lang-en-short|Battlefield Air Interdiction, '''BAI'''}})と称する場合があったが、[[北大西洋条約動戦]]が一般化し(NATO)のドクトリンでは戦線が流動化AIとBAIを併置した現在うえこれは事実上、計画的に行われるBAIと[[近接航空支援]](CAS)とをあらないものせて攻勢航空支援({{Lang|en|offensive air support, OAS}})考えられ分類している{{Sfn|防衛研究所|2021|pp=421-423}}
 
== 方法 ==
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[[アメリカ空軍]]では、伝統的にこの分野が重視され、[[第二次世界大戦]]においても[[ドイツ国防軍|ドイツ軍]]の戦闘力を弱体化する事によって、戦闘を有利に運ぶ事が可能となった。「[[戦闘機]]」と範疇付けされた機体としては、初めて航空阻止のために開発されたのが[[F-105 (戦闘機)|F-105 サンダーチーフ]]であり、この任務に特化する事を謳った例としては[[トーネード IDS]][[戦闘爆撃機]]が挙げられる。
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|authorlink=防衛研究所|author=防衛研究所|year=2021|chapter=第4章 航空作戦から見た湾岸戦争|title=湾岸戦争史|publisher=防衛研究所|url=http://www.nids.mod.go.jp/publication/falkland/pdf/gulf_009.pdf|ref=harv}}
*{{Cite journal|和書|author=宮本 勲|year=2005|month=8|title=近接航空支援の今昔|journal=[[航空ファン (雑誌)|航空ファン]]||issue=632||pages=65-68||publisher=文林堂|naid=40006811857}}
* {{Cite journal|first=Phillip S.|last=Meilinger|year=2014|month=2|title=Air Interdiction|journal=AIR FORCE Magazine|pages=65-68|url=https://www.airforcemag.com/article/0214air/|ref=harv}}
 
== 関連項目 ==