「前田健太」の版間の差分

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→‎選手としての特徴: 2020年の投球データのwikitableを追加、左右打席別成績についてと、QS率について追記
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{{MedalTableTop}}
{{MedalCountry|{{JPN}}}}
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| birth_name =
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| birth_place = {{JPN}} <br>[[大阪府]][[泉北郡]][[忠岡町]]
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また、7月16日に[[2015 WBSCプレミア12|第1回WBSCプレミア12]]の[[2015 WBSCプレミア12 日本代表|日本代表]]第1次候補選手に選出され<ref>{{Cite web |date = 2015-07-16 |url = http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20150716_1.html |title = トップチーム第一次候補選手発表!11月に行われる「WBSC世界野球プレミア12」へ向けて65名が名を連ねる |publisher = 野球日本代表 |work = 侍ジャパンオフィシャルサイト |accessdate = 2015-08-04}}</ref>、9月10日に日本代表候補選手に選出され<ref>{{Cite web |date = 2015-09-10 |url = http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20150910_1.html |title = 「WBSC世界野球プレミア12」侍ジャパントップチーム候補選手45名を発表 |publisher = 野球日本代表 |work = 侍ジャパンオフィシャルサイト |accessdate = 2015-09-20}}</ref>、10月9日に最終ロースター28名に選出された<ref>{{Cite web |date = 2015-10-09 |url = http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20151009_1.html |title = 「WBSC プレミア12」侍ジャパントップチーム最終ロースター28名発表!! |publisher = 野球日本代表 |work = 侍ジャパンオフィシャルサイト |accessdate = 2015-10-09}}</ref>。
 
オフに[[ポスティングシステム]]を利用してのメジャーリーグMLB挑戦意思を球団に伝え、12月4日に譲渡金設定2000万ドルでポスティングが球団より容認された<ref>{{Cite news |title = 広島前田健太メジャーへ 球団がポスティング許可 |newspaper = nikkansports.com |date = 2015-12-04 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1574941.html |publisher = [[日刊スポーツ]] |accessdate = 2016-11-03}}</ref><ref>{{Cite news |title = マエケン、メジャー挑戦へ 広島がポスティング容認「一番いいタイミング」 |newspaper = Sponichi Annex |date = 2015-12-04 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/12/04/kiji/K20151204011624200.html |publisher = [[スポーツニッポン]] |accessdate = 2016-11-03}}</ref>。
 
=== ドジャース時代 ===
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* その他:[[トレード]]成立毎に100万ドル
 
開幕戦から3試合目となった4月6日の敵地[[ペトコ・パーク]]での[[サンディエゴ・パドレス]]戦でMLB初登板・初先発を果たし、6回を5安打無四球4奪三振で無失点に抑えMLB初勝利を挙げた。4回の第二打席では左翼席にMLB初安打となるソロホームランを放った<ref>{{Cite news |title = マエケン白星デビュー、6回無失点初本塁打も |newspaper = nikkansports.com |date = 2016-04-07 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1627837.html |publisher = 日刊スポーツ新聞社 |accessdate = 2016-11-02}}</ref>。デビューから2試合を無失点で抑えたが、3試合目となった4月17日の[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]戦の3回裏に[[ジョー・パニック]]からソロ本塁打を打たれ、デビューからの連続無失点記録は14.2回で途切れた。5月11日の対[[ニューヨーク・メッツ]]戦で相手投手の[[ノア・シンダーガード]]に2打席連続本塁打を打たれる。1試合で相手投手に2本塁打を打たれたのは球団史上77年ぶりで、同一投手に2本塁打を打たれたのは球団史上初<ref>{{Cite news |title = マエケン、球団記録作ってしまった |newspaper = デイリースポーツonline |date = 2016-05-12 |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/mlb/2016/05/12/0009076435.shtml |publisher = [[デイリースポーツ]] |accessdate = 2016-11-03}}</ref>。7月6日の[[ボルチモア・オリオールズ]]戦では同点で迎えた8回1死から四球で出塁した[[A.J.エリス]]に代わりNPB/MLB通じて自身初の代走として出場し、[[チェイス・アトリー]]の二塁打の間に一塁から三塁まで快走を見せたが、その後は味方打線が倒れ生還できず得点は記録できなかった<ref>{{Cite news |title = マエケン、初の代走に「急でびっくり。準備ゼロ」 |newspaper = nikkansports.com |date = 2016-07-07 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1674590.html |publisher = 日刊スポーツ |accessdate = 2016-11-03}}</ref>。オールスター前最後の登板となった7月10日のパドレス戦で7回1失点、メジャー自己最多の13奪三振を記録。前半戦を18登板103回2/3、8勝6敗、防御率2.95で折り返した<ref>{{Cite news |title = マエケン、メジャー自己最多13Kで8勝目「三振はついてきた結果 |newspaper = スポーツ報知 |date = 2016-07-12 |url = http://www.hochi.co.jp/baseball/mlb/20160712-OHT1T50027.html |publisher = 報知新聞社 |accessdate = 2016-11-02}}</ref>。7月21日の[[ワシントン・ナショナルズ]]戦の9回に自身初の代打として起用され空振り三振。日本人投手がメジャーMLBで代打として起用されるのは2009年の[[川上憲伸]]以来2人目<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20160723/mlb16072305010003-n1.html マエケン、代打で空振り三振 09年憲伸以来の日本人投手2人目]サンスポ、2016年7月23日</ref>。7月31日の[[アリゾナ・ダイヤモンドバックス]]戦で7回に自身2度目の代走として出場し、[[コーリー・シーガー]]の本塁打でホームを踏み、代走としての自身初得点を記録<ref>{{Cite news |title = マエケン メジャー2度目の代走 シーガーの一発でホーム踏む |newspaper = Sponichi Annex |date = 2016-07-31 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/01/kiji/K20160801013076520.html |publisher = スポーツニッポン新聞社 |accessdate = 2016-11-03}}</ref>。8月4日の[[コロラド・ロッキーズ]]戦([[クアーズフィールド]])で、日本人投手7人目となるメジャー1MLB1年目での2ケタ勝利を達成<ref>{{Cite news |title = マエケン「とりあえず10勝できたのは良かった」 |newspaper = nikkansports.com |date = 2016-08-05 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1689791.html |publisher = 日刊スポーツ新聞社 |accessdate = 2016-11-03}}</ref>。最終的にリーグ5位タイとなる16勝をマークする<ref name="MLBstats" />。日本人投手のルーキーイヤーとしては、ダルビッシュと並ぶ歴代1位タイとなる。[[ベースボール・アメリカ]]誌が選出する米大リーグの新人ベストナインを選ぶ「オール・ルーキー・チーム」に選出された<ref>{{Cite web|url=http://www.baseballamerica.com/majors/2016-major-league-rookie-team/#RYY0WyJuyQC0PB7j.97 |title=2016 MAJOR LEAGUE ALL-ROOKIE TEAM|author=Eddy Matt|work=Baseball America|language=英語|date=2016年10月5日|accessdate=2016年10月24日}}</ref>。
 
チームは4年連続のナ・リーグ西地区優勝を果たし、迎えた[[ワシントン・ナショナルズ]]との[[ディビジョンシリーズ]]では第3戦に先発するも、3回4失点で敗戦投手となった。チームは[[リーグチャンピオンシップシリーズ]]への進出を果たし、[[シカゴ・カブス]]とのリーグチャンピオンシップシリーズでは第1戦と第5戦に先発するも、第1戦では4回3失点、第5戦では3回2/3で1失点といずれの試合も5回を持たずに降板となり、自身に勝敗はつかなかった。結果的にポストシーズンでは3試合合計で10回2/3で0勝1敗、防御率6.75の成績に終わり、先発としての役割を果たすことはできなかった<ref name="MLBstats" />。チームは2勝4敗でリーグチャンピオンシップシリーズ敗退に終わった。シーズンオフの[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー (MLB)|ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]の投票ではチームメイトの[[コーリー・シーガー]]、ナショナルズの[[トレイ・ターナー]]に次ぐ3位にランクインした<ref>{{Cite web|url=https://dodgers.mlblogs.com/corey-seager-rookie-year-unanimous-b96285382dd7#.w02b72szh |work=Dodgers.com|author=Osborne Cary|title=It’s unanimous: Corey Seager is NL Rookie of the Year|language=英語|date=2016年11月14日|accessdate=2016年12月7日}}</ref>。
 
{{by|2017年}}5月10日の[[ピッツバーグ・パイレーツ]]戦で3勝目をあげた翌11日に左太もも裏の張りを訴え10日間の[[故障者リスト]]入りとなったが<ref>{{Cite web|url=http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1822025.html |title=マエケン 左太もも裏の張りで故障者リスト入り|publisher=日刊スポーツ|date=2017年5月12日|accessdate=2017年5月26日}}</ref>、5月25日に復帰した<ref name="MLBstats" />。開幕から試合序盤での失点と早期降板を繰り返し、10試合に先発して投球イニングが52回1/3という不振に陥っていたことから、6月9日の[[シンシナティ・レッズ]]戦の6回からメジャーMLBで初のリリーフ登板。広島時代の2008年5月16日巨人戦(東京ドーム)以来の救援で、4回無四球6奪三振で1失点に抑え、自身プロ入り初セーブを記録した<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20170611/mlb17061105050001-n1.html マエケン、プロ初Sも「別に」…9年ぶり救援で意地の4回1失点6K]サンスポ、2017年6月11日</ref>。この試合を含めて2度の中継ぎ登板を経験したが、ドジャース先発陣の怪我が相次いだことから先発に復帰。8月10日の[[アトランタ・ブレーブス]]戦で7回を投げ2安打1四球6奪三振で無失点に抑え、シーズン10勝目を挙げた。日本人投手のメジャーリーグMLBでの2年連続2ケタ勝利は史上9人目、メジャーMLB移籍1年目からの2年連続2ケタ勝利は史上5人目<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/1866139.html マエケン、新人から連続2桁勝利は野茂ら次ぐ5人目]日刊スポーツ、2017年8月3日</ref>。6回裏には[[フレディ・フリーマン]]から空振り三振を奪い、日米NPB/MLB通算1500奪三振を達成<ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/mlb/20170803-OHT1T50045.html マエケン、ダルビッシュと世界一へ!出来高もゲット440万ドル]スポーツ報知、2017年8月3日</ref>。9月に入るとポストシーズンでは中継ぎに回ることが監督のデーブ・ロバーツによって明言され、9月25日の登板からは中継ぎに再転向した。シーズンを通しては29試合の登板、25試合の先発登板で2年連続の二桁勝利となる13勝を挙げたが、イニング数は昨シーズンより40イニングス以上少ない134回1/3に留まり、規定投球回到達を逃した。また防御率も昨シーズンより1点近く悪化して4.22だった。
 
10月7日、プレーオフ地区シリーズ第2戦のダイヤモンド・バックス戦で3番手としてプレーオフ初救援登板すると、5回1死から6回1死まで打者3人を9球で無安打無失点2奪三振に抑える好投で勝利投手となった<ref>[https://full-count.jp/2017/10/08/post87069/ 前田健太が9球白星、敵主軸斬りスライダーに女房役脱帽「明らかに打てない球」]Full-Count、2017年10月8日</ref>。同9日の第3戦でも2点リードの8回にダルビッシュらの後を受け4番手でセットアッパーとしてマウンドへ上がると、1回を12球2奪三振で三者凡退に仕留め、ドジャースは地区シリーズを突破しリーグ優勝決定戦進出を決めた<ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/mlb/20171010-OHT1T50160.html 前田健太が敵地で救援登板、12球で3者凡退に抑える]スポーツ報知、2017年10月10日</ref>。前年に続いてシカゴ・カブスとの顔合わせとなったリーグ優勝決定戦では第1戦で2対2の同点で迎えた6回1死から3番手として登板すると、7回1死までを打者3人5球で無失点に抑え、チームは6回に[[クリス・テイラー (野球)|クリス・テイラー]]のソロ本塁打で勝ち越しに成功するとそのまま逃げ切り、勝利投手となった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/15/kiji/20171015s00001007159000c.html マエケン 好救援で今プレーオフ2勝目 カブス中軸をピシャリ ドジャース先勝 ― スポニチ Sponichi Annex 野球]スポーツニッポン、2017年10月15日配信</ref>。第4戦では2点ビハインドの7回から4番手として登板し、1回を10球で三者凡退に仕留めると<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/20/kiji/20171019s00001007252000c.html マエケンPS4回完全!ド軍足踏みも右打者3人を10球料理 ― スポニチ Sponichi Annex 野球]スポーツニッポン、2017年10月20日配信</ref>、ドジャースが3勝1敗とリーグ優勝、[[2017年のワールドシリーズ|ワールドシリーズ]]進出に王手をかけて迎えた第5戦では8点リードの7回に、[[クレイトン・カーショウ]]の後を受け2番手として登板、1回を10球で三者凡退に仕留め、ドジャースは11対1で勝利し、{{by|1988年}}以来29年ぶりのリーグ優勝、ワールドシリーズへの進出を決めた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/20/kiji/20171020s00001007167000c.html ドジャース 29年ぶりワールドシリーズ進出!マエケンまたも完璧救援 ― スポニチ Sponichi Annex 野球]スポーツニッポン、2017年10月20日配信</ref>。
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2020年2月10日、トレードでツインズに移籍した。ツインズの日本人選手は[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]以来2人目となる。背番号はドジャース時代と同じ「'''18'''」。このトレードでドジャースは選手2人(前述のグラテロルと{{仮リンク|ルーク・レイリー|en|Luke Raley}})とドラフト全体67位の指名権を獲得した<ref>{{cite web|title=Dodgers, Twins agree to new Kenta Maeda deal|url=https://www.espn.com/mlb/story/_/id/28667832/source-dodgers-twins-agree-new-kenta-maeda-deal|work=ESPN.com|date=2020-02-10|accessdate=2020-02-10}}</ref>。
 
8月18日の対[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]戦に先発登板すると3回1アウトから5回まで、球団新記録となる8者連続奪三振を記録<ref>{{Cite news|title=マエケン8者連続三振をマーク!ツインズ球団新記録|newspaper=日刊スポーツ|date=2020-08-19|url=https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202008190000236.html|accessdate=2020-08-19}}</ref>。この試合では9回の先頭打者に中前打を許すまで、ノーヒットピッチを披露していたが<ref>{{Cite news|title=ツインズ・前田健太投手、9回先頭に安打浴びノーヒッター逃す|newspaper=スポーツ報知|date=2020-08-19|url=https://hochi.news/articles/20200819-OHT1T50059.html|accessdate=2020-08-19}}</ref>、交代した[[テイラー・ロジャース]]が打ち込まれ同点に追いつかれたため、勝利投手を逃している<ref>{{Cite news|title=前田健太、ノーノーならず4勝目も逃す 9回途中1安打の好投も救援追いつかれ白星消滅|newspaper=Full-Count|date=2020-08-19|url=https://full-count.jp/2020/08/19/post867537/|accessdate=2020-08-19}}</ref>。9月23日の対[[デトロイト・タイガース]]戦で勝利投手になり日米NPB/MLB通算150勝を達成した<ref>{{cite web|url= https://www.sanspo.com/baseball/news/20200924/mlb20092413010014-n1.html|title= マエケン、日米通算150勝達成「いい形で終えることができた」|publisher=サンケイスポーツ|date=2020-09-24|accessdate=2020-10-01}}</ref>最終的には11試合に登板し、6勝1敗で防御率2.70、[[WHIP]]ではMLB全体1位となる0.75という好成績だった<ref>{{cite web|url= https://www.sanspo.com/baseball/news/20200928/mlb20092809070003-n1.html|title= ツインズ、2年連続で地区V マエケンはポストシーズン開幕戦で先発|publisher=サンケイスポーツ|date=2020-09-28|accessdate=2020-10-01}}</ref>。チームは[[アメリカンリーグ中地区]]で地区優勝を果たし、ポストシーズンに進出した
 
この年は11試合に登板し、6勝1敗で防御率2.70、[[WHIP]]ではメジャー全体1位となる0.75という好成績だった<ref>{{cite web|url= https://www.sanspo.com/baseball/news/20200928/mlb20092809070003-n1.html|title= ツインズ、2年連続で地区V マエケンはポストシーズン開幕戦で先発|publisher=サンケイスポーツ|date=2020-09-28|accessdate=2020-10-01}}</ref>。チームは[[アメリカンリーグ中地区]]で地区優勝を果たし、ポストシーズンに進出した。
 
ポストシーズンでは、[[ヒューストン・アストロズ]]とのワイルドカードシリーズ第1戦に先発し、5回無失点の好投をみせた<ref>{{cite web|url= https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202009300000200.html|title= マエケン5回無失点 ツインズ16年ぶりの好投|publisher=日刊スポーツ|date=2020-09-30|accessdate=2020-10-01}}</ref>が、後続の投手が打たれチームは敗戦。翌日の試合も敗れ、シリーズ敗退となった<ref>{{cite web|url= https://www.sanspo.com/baseball/news/20201001/mlb20100109020004-n1.html|title= マエケンのツインズは終戦、来季への雪辱を誓う|publisher=サンケイスポーツ|date=2020-10-01|accessdate=2020-10-01}}</ref>。
 
オフにその年のベストメンバーを決める「[[オールMLBチーム]]」のセカンドチーム・先発投手部門の5人に選出された。ファーストチームに選出されたダルビッシュ有と共に日本人選手初の選出となった<ref>{{Cite web |url=https://www.baseballchannel.jp/mlb/89610/ |title=ファースト・チームにダルビッシュ有、セカンド・チームに前田健太が選出! 2020年の「オールMLBチーム」が発表 |website=ベースボールチャンネル |date=2020-12-10 |accessdate=2020-12-15 |language=ja}}</ref>。
 
{{by|2021年}}4月1日のブルワーズとの開幕戦でMLB移籍後初となる開幕投手を務めた<ref>{{cite web|url=https://www.mlb.com/twins/news/josh-donaldson-exits-with-injury-vs-brewers?fbclid=IwAR2HyrKAy0zINfuHrah6kUXfqZALNb6i2_tzY2zsqJzxkJxauqPGoSH-ojY|title=Donaldson injury compounds Twins' OD loss
|work=MLB.com|language=en|author=Do-Hyoung Park|date=April 2, 2021|accessdate=April 9, 2021}}</ref>。
 
== 選手としての特徴 ==
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高校時代よりエースとして頭角をあらわす。高校の先輩に当たる[[桑田真澄]]と似通っており、「桑田二世」と呼ばれる<ref>{{Cite news|author=田口真一郎|url=http://osaka.nikkansports.com/obb/p-ot-tp2-060109-0001.html |title=PLの桑田2世、150キロ出して本家超え宣言|work=なにわWEB|date=2006年1月9日|accessdate=2010年11月6日 |archiveurl = https://web.archive.org/web/20060111065127/http://osaka.nikkansports.com/obb/p-ot-tp2-060109-0001.html |archivedate = 2006-01-11}}</ref>。
 
2016年から2020年のメジャーMLB通算で、右打者への[[DIPS (野球)#xFIP|xFIP]]が2.95であるのに対し、左打者へのxFIPは4.45と相対的に値が悪い<ref name="FanGraphs">[http://www.fangraphs.com/statsplits.aspx?playerid=18498&position=P FanGraphs - Splits 2021年4月7日閲覧]</ref>。また、打者一巡目と二巡目のxFIPがそれぞれ3.61, 3.42であるのに対し、三巡目は4.53と相対的に悪く<ref name="FanGraphs"/>、課題とされている<ref>{{cite web |date=2017-04-12 |url=https://www.baseballchannel.jp/mlb/30846/ |title=【MLB】前田「打者三巡目以降の投球が課題」と米紙指摘。課題を克服し、6回以上を投げ切れるか |website=ベースボールチャンネル |accessdate=2021-04-07}}</ref>。同期間の[[クオリティ・スタート|クオリティ・スタート率]]は27%となっている<ref name="FanGraphs"/>。
 
[[File:20110419 Kenta Maeda, pitcher of the Hiroshima Toyo Carp, at Yokohama Stadium.JPG|250px|right|thumb|広島時代の投球フォーム(2011年4月19日、[[横浜スタジアム]]にて)]]
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* オールスターゲーム敢闘選手賞:1回 (2014年第1戦)
* オールスターゲーム・ベストピッチャー賞:1回 (2010年第1戦)
 
; MLB
* {{仮リンク|Topps ルーキーオールスターチーム|en|Topps All-Star Rookie Team}} (右投手部門:2016年)<ref group="注">通称「新人ベストナイン」。選出対象となる新人扱い選手を両リーグ統一した中で、各守備位置ごとに各球団監督の投票により選出される(例えば[[シルバースラッガー賞]]のように各リーグごとに選出されるのではない)。[[投手]]部門には2009年まで「右投手」「左投手」の2部門があり、2010年以降は「リリーフ投手」が追加されて基本3部門がある。</ref>
* [[オールMLBチーム]]・セカンドチーム選出:1回(先発投手部門:2020年)
 
; 日本代表
* [[ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]ベストナイン:1回 (投手部門:[[2013 ワールド・ベースボール・クラシック|2013年]])
 
; その他
* [[ビッグスポーツ賞|スーパーベースボール賞]] (2010年<ref>{{Cite web|url=http://career.oricon.co.jp/news/83895/full/|title=テレ朝主催『第45回ビッグスポーツ賞』にフィギュア高橋大輔選手ら|publisher=[[オリコン|ORICONキャリア]]|date=2011-01-14|accessdate=2017-07-27}}</ref>)
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{{DEFAULTSORT:まえた けんた}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:MLBの在アメリカ合衆国日本人の野球選手]]
[[Category:PL学園高等学校出身の野球選手]]
[[Category:広島東洋カープ及び広島カープの選手]]
[[Category:在アメリカ合衆国MLBの日本人の野球選手]]
[[Category:ロサンゼルス・ドジャースの選手]]
[[Category:ミネソタ・ツインズの選手]]
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[[Category:2015 WBSCプレミア12選手]]
[[Category:ケイダッシュ系列所属者]]
[[Category:在アメリカ合衆国日本人の野球選手]]
[[Category:大阪府出身の人物]]
[[Category:日本の男性YouTuber]]
[[Category:大阪府出身の人物]]
[[Category:1988年生]]
[[Category:存命人物]]