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'''ユディト・レイステル''' (Judith Jans Leyster、Leijsterとも。[[1609年]][[7月28日]] - [[1660年]][[2月10日]]{{要出<ref>[https://www.britannica.com/biography/Judith-Leyster Judith Leyster Dutch painter] [[ブリタニカ百科事典|date=2021-04}}Encyclopædia Britannica]]</ref>)は、[[オランダ]]の画家。静物画・肖像画で知られる。
 
== 生涯 ==
レイステルは[[ハールレム]]で、地元の醸造業者で衣類業者のヤン・ィレムスゾーン・レイステルの第8子として生まれた<ref>Harris, Anne Sutherland and Linda Nochlin, Women Artists: 1550-1950, Los Angeles County Museum of Art, Knopf, New York, 1976</ref>。彼女が画家として修行した細部は不確かである。詩人サムエル・ツィングの書いた本に登場する、レイステルの記述が有名である。
[[Image:Judith Leyster 001.jpg|thumb|right|『幸せな夫婦』, 1630年、[[ルーヴル美術館]]蔵]]
[[Image:Judith Leyster Serenade.jpg |thumb|right|『セレナーデを歌う男』, 1629年、アムステルダム国立美術館蔵]]
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== レイステルとフランス・ハルス ==
レイステルの、プロの画家としてのハルスとの関係は明らかになっていない。彼女は彼の門下生または、親しい仲間であったらしい。レイステルは、1630年代初めに生まれたハルスの娘マリアの[[洗礼]]に立ち会っている。ユディト・ヤンスという出席者氏名の記録が残っているが、ハールレムにはユディト・ヤンスという同姓同名の人物が複数いたのである。たとえレイステルの作品『陽気な酒飲み』(1629年頃。現在[[アムステルダム国立美術館]]蔵)が、ハルスが1627年頃から1628年に描いた『陽気な酒飲み』(アムステルダム国立美術館蔵)と非常に強く似かよっているとしても、フランス・ハルスの元でレイステルが修行したという証拠はなにも記録されていないのである。一部の歴史家たちは、2人の作品が似かよっているため、ハルスはレイステルの師匠だったと主張している。
 
== 作品 ==
レイステルは、家族内の光景を特に刷新した。彼女は全体的に家庭における女性の光景を創作し、こういった主題は1650年代までオランダで人気のないものだった。その他の作品の大半は、同時代の画家の多く、ハルスや[[ユトレヒト]]出身カラヴァッジスティであるョ派の[[ヘンドリック・テル・ブルッヘン]]、[[ヘラルト・ファン・ホントホルスト]]、[[ヤン・ステーン]]らと現実に似ている。これらの画家の作品では、一般的に居酒屋や他の遊興の光景など、オランダ中産階級の富裕層の関心と嗜好に迎合するものが多かった。
 
== ギャラリー ==