「モーラ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎例: 自己リンクの削除
m 「捨て仮名」についての項の修正
16行目:
-->
 
[[日本語]]の多くの[[方言]]においても同様である。日本語の[[仮名]]1文字が基本的に1拍である。ただし、[[捨て仮名]](「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ゎ」といった小書きの仮名)は、その前の仮名と一体になって1拍である(たとえば「ちゃ」で1拍。[[拗音]]も参照)。一方、[[長音]]「ー」、[[促音]]「っ」、[[撥音]]「ん」は、独立して1拍に数えられる(これが「音節」と異なる主な点である)。音節単位で見るなら、長音は[[長母音]]の後半部分を、促音は[[長子音]]の前半部分を切り取ったものであり、撥音は音節末[[鼻音]]や[[鼻母音]]をモーラとしたものといえる(鼻母音は基になる母音+「ん」の2モーラになる)。これらは、「語頭に現れない」「単独で音節を形成しない」「お互いに連続することが稀である」などの性質をもち、二重母音の第二要素も含めて'''特殊拍'''(special mora)と呼称される。これらを除いて、単独で音節を形成する拍は'''自立拍'''(independent mora)と呼称される。
 
== 例 ==