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: [[サメ]]、[[エイ]]、[[ナマズ]]など一部の水生動物は[[電場]]を感知する器官を持つ。サメには「[[ロレンチーニ器官]]」と呼ばれる微弱な電場を感知する器官があり、これにより光の届かない深海や海底の泥に隠れている獲物を発見し捕えることができる。サメのように他の動物がつくった電場を感知するタイプと、[[デンキウナギ]]のように自ら発電して体の周囲に電場を作り[[レーダー]]のように電場内の異物を検知することで周囲を知るタイプがある。なお、ヒトの[[感電]]は電気の受容ではない。
; [[磁覚|磁気感覚]]
: [[帰巣本能]]を持つ[[伝書鳩]]や[[渡り鳥]]など一部の鳥は、特定の方向に向かって正確に遠距離を移動する能力を持つが、これは[[地磁気]]と呼ばれる地球の[[磁場]]を感知することで位置や方角を知ることができるからだと考えられている。ただし、感知の仕組みについては諸説あり、解明されているわけではない。
; 赤外線受容器
: [[ニホンマムシ|マムシ]]や[[ボア]]など一部のヘビは「[[ピット器官]]」と呼ばれる[[赤外線]]を熱線として感知する器官を持つ。ヘビの獲物である小動物は、自身の体熱により赤外線を出しているが、左右にあるピット器官で赤外線の発生源までの距離や位置を知ることができる。これによりヘビは夜間でも獲物を発見し捕えることができる。