「王子検車区」の版間の差分

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南北線最初の計画では、岩淵町(現在の[[赤羽岩淵駅]])から南西方向に向かい、[[陸軍兵器廠|東京陸軍兵器補給廠]]専用線跡(現在の赤羽緑道公園など)を引き込み線(延長2.2&nbsp;km)として経由して、北区[[西が丘]]3丁目にある[[国立西が丘サッカー場]]横の敷地(旧[[東京兵器補給廠|TOD]]第一地区)に車両基地を建設する計画であった<ref group="注">現在の北区西が丘3丁目[[国立西が丘サッカー場]]、[[国立スポーツ科学センター]]、[[ナショナルトレーニングセンター]]が集まる一帯の地区が予定地であった。</ref><ref name="Namboku-Hantai-2">[[#train-shed|幻の地下鉄車庫・引込線]]、pp.2 - 6。</ref><ref name="Namboku-Hantai-14">[[#train-shed|幻の地下鉄車庫・引込線]]、pp.14 - 15。</ref>。引き込き線の途中、[[桐ケ丘 (東京都北区)|桐ケ丘]](北区[[赤羽台]]・法善寺墓苑付近<ref name="Namboku-Hantai-IV">[[#train-shed|幻の地下鉄車庫・引込線]]、p.IV。</ref>)には駅を設ける予定であった<ref name="Namboku-Hantai-IV"/>。
 
しかし、住民の大きな[[反対運動]]が起こり、計画場所は移転して[[陸上自衛隊]][[中央補給処#存在していた部隊等|武器補給処]][[十条駐屯地|十条支処]]武器補給処赤羽地区跡地(旧TOD第二地区) 約33,000&nbsp;m<sup>2</sup> に、地下2層構造・230両収容の大規模な車両基地(整備工場を含む)を建設する方針となった(現在は[[赤羽自然観察公園]]となっている場所)<ref group="注">帝都高速度交通営団『東京地下鉄道南北線建設史』p.936にある「車両基地概要」記事の「陸上自衛隊十条支処武器補給処十条支処赤羽地区跡」とは当地区のことである。</ref>。
 
{{main|東京メトロ南北線#西が丘車両基地計画と反対運動}}