「用不用説」の版間の差分

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ラマルクの用不用説は素朴でなじみやすいが、科学的説明としては問題も多く、その後そのままの形でこれを主張するものはいなかった。しかし、生物側に進化の主体性を求める主張は繰り返しあり、そのような主張を[[ネオ・ラマルキズム]]と呼ぶ。
 
[[チャールズ・ダーウィン]]の[[自然選択説]]が発表されたことで、進化論の正当性が認められ、進化論の中心はその後はずっとダーウィニズムと、その継承であるネオ・ダーウィニズムへと続くことになるが、その理論は完全に機械的で、その説明によれば、生物の進化は偶然にのみ左右されるように見える。そこに疑問を感じてネオ・[[ラマルキズム]]に近づくものがいるのも事実である。
 
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ところで家畜ブタと野生ブタの脳を比較すると、家畜ブタの脳の溝は野生ブタに比べて明らかに減少している。これは家畜ブタが人の保護下におかれのんびりした平和な生活を送ってきたため考える必要がなくなったため脳が萎縮退化したものであり、用不用説に当てはまる例であるとすると間違いである。これは人為選択の結果、家畜化しやすい従順なブタを選択してきた結果であると考えるのが正しい。
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== 関連項目 ==
*[[ボールドウィン効果]]