「焼米」の版間の差分

'''焼米'''(やきごめ)とは、新日本の伝統的な米をの加工食品である。熟する直前の未熟な[[籾]]のまま煎っ、あるいは水に漬けてつき発芽させた種籾をもみ殻ごと煎り、搗いて[[殻]]を取り去ったもの。そのままで、また、湯に浸したりして食べる。'''焼き米'''。'''いりごめ'''。'''やいごめ'''。'''やっこめ'''などとも呼ばれる。《季 秋》「―を粉にしてすする果報かな／一茶」

'''焼米'''とは、新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき火を通し、搗いて殻を取り去ったもの。米の食べ方・[[保存]]法の一つ。である

そのままスナック菓子として食べてることも良いし可能だが、湯や汁物に浮でふやかべして[[粥]]状にして食べすれば口当たりや消化が良くなるという雑多な利用法があった。米粒状・粉状と形態も様々である。

[[完熟]]する前の籾から作られた方が風味が良いこともあり、そのまま精米して炊いたのでは、食味の劣る米を焼き米として利用されした。この為、[[救荒食]]としての側面もある。