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{{日本の町村 (廃止)
| 画像=ファイルFile:180505_Yunotsu_of_Iwami_Ginzan_Silver_Mine_Oda_Shimane_pref_Japan02s3.jpg
| 画像の説明=[[温泉津温泉]]
| 廃止日=2005年10月1日
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| 特記事項=
}}
 
'''温泉津町'''(ゆのつちょう)は、[[邇摩郡|島根県]][[邇摩郡]]にあっ属していた[[町]]であった現在はその後、[[大田市|島根県[[大田市]]に吸収合併された。なお、[[温泉津港]]が[[石見銀山]]の世界遺産登録と併せて登録されたのは、大田市になった後の話である。町域面積71.81平方キロ&nbsp;km<sup>2</sup>人口3,962人(20042004年3月末時点での人口は3962人であった。町名は温泉のる港」という意味だが、[[難読地名]]とされる。
 
== 地理 ==
温泉津町は島根県の中央部に位置する日本海に面した町であり、港を意味する「津」の名前が付く通り、温泉津港を始めとする港も備えている。温泉津町付近の海岸は、概ね北東から南西に伸びているものの、その海岸線は複雑であり、他に幾つも漁港が存在する。北東側から順に主な港だけで、湯里港、湯戸港、日祖港、温泉津港、今浦港、吉浦港と漁港が並んでいる。また、主な海水浴場として、櫛島海水浴場、福光海水浴場が開放されてきた。町名通り、海岸付近の温泉津地区には実際に[[温泉津温泉]]が古くから湧出してきた場所であり、ここでは1872年に[[浜田地震]]が発生した際に、従前から湧出していた温泉とは別に、新たな温泉が湧出を開始した。さらに、温泉津地区とは異なる[[分水界]]に属する、山間の福光川の河岸付近にも[[湯の原温泉]]が湧く。町内には主な河川として、湯里港へと流れ込む湯里川<ref>「湯里」という名称が付くものの、この湯里川の付近に、温泉地は無い。</ref>、福光海水浴場付近へと流れ込む福光川が流れている。この他に、町の南部は全く分水界が異なっており、[[江の川|江の川水系]]の都治川の支流である、萩川や井尻川などの上流部が存在する。なお、町内は標高約587&nbsp;mの三子山を始めとして山が多く、平地は限られている。行政境界付近にも、標高約634&nbsp;mの矢滝城山、標高約593&nbsp;mの西山、標高約499&nbsp;mの高山、標高約411&nbsp;mの城上山などが存在する。
島根県の中央部に位置し、[[日本海]]に面する。複雑な海岸線のため湯里港、湯戸港など漁港が多い。町名通り、温泉津地区には実際に[[温泉津温泉]]が湧く。
 
=== 隣接していた自治体 ===
* [[大田市]]
* [[邑智邇摩郡]] - [[川本仁摩町]]
*[[江津市]]
* [[邇摩邑智郡]] - [[仁摩川本町]]
* [[江津市]]
*[[邑智郡]]:[[川本町]]
 
=== 交通 ===
==== 鉄道 ====
町内には[[西日本旅客鉄道]]の[[山陰本線]]が、随所でトンネルを使いながら敷設されており、北東側から[[湯里駅]]、[[温泉津駅]]、[[石見福光駅]]が設置されてきた。
 
==== 道路 ====
[[国道9号|国道9号線]]が山陰本線と平行するように通っており、南西へ向かえば江津市へと入り、北東へ向かえば仁摩町へ入っていた。また、[[島根県道32号温泉津川本線]]が湯の原温泉付近から南東の方向へ通り、川本町へと通じている。この島根県道32号線には井田地区で、かつての[[山陰道]]の一部であった[[島根県道177号大田井田江津線]]と交叉している。この他に、湯里駅付近からは湯里川に沿うように[[島根県道201号湯里停車場祖式線]]が、大田市へと伸びる山間の道路だった。<!--他にも県道は通っているものの、広域の交通を担う県道は、この程度なので、ここまでで充分でしょう。Wikipediaの自治体の記事は、県道のlistを作る場ではないのですから。-->なお、湯里川の上流部の矢滝城山の東麓で、島根県道201号線からは、石見銀山へと通じていた街道が分岐しており、徒歩であれば通行できる、中国自然歩道の石見銀山街道として残されてきた。
 
== 経済 ==
温泉津町は[[温泉津焼]]の産地として知られてきた。また、温泉津温泉は古くから知られていた温泉地であり、入浴客を受け入れてきた。温泉津温泉の最寄り駅で、この付近の主要駅として機能してきた温泉津駅には、温泉津焼で作った「ゆのつ」の表示も設置されてきた。さらに、漁港を基地として漁業が営まれてきた他に、山間地で農業も行われてきた。
 
== 行政通信 ==
温泉津町の[[市外局番]]は、0855(50 - 69)であった。なお、温泉津町以外に、桜江地区を除いた江津市も、0855(50 - 69)のエリアである。
 
== 歴史 ==
[[File:Okidomari 4.JPG|thumb|250px|right|[[#脚注|鵜丸城]]]]
 
温泉津は古代の[[石見国]]邇摩郡の地である。中世には豪族益田氏が支配権を確立し、[[石見銀山]]開発後の争奪戦で[[毛利氏]]は温泉津を重視し、鵜丸城や櫛島城を築いた<ref>鵜丸城は湊の入口の岬に築かれ、櫛島城は湾内の2つの湊の間に築かれており、両者2城が一体となっして運用された[[海城 (城郭)|海城]]である([[#柴田2008|柴田2008]]、12・27頁)。前者の鵜丸城は[[陸繋島]]に立地し、[[海城 (城郭)#立地|柴田龍司氏の海城の立地による分類]]では岬型に該当する([[#柴田2008|柴田2008]]、7頁)。</ref>。[[江戸時代]]には幕府直轄地となり、石見銀山領の佐摩組や波積組に属した。
 
=== 沿革 ===
* [[1889年]]([[明治]]22年)[[4月1日]] - [[町村制]]の施行により、[[近世]]以来の'''温泉津村'''が単独で自治体を形成。
* [[1903年]](明治36年)4月1日 - 温泉津村が単独で町制施行して'''温泉津町'''となるが成立
* [[1954年]]([[昭和]]29年)4月1日 - [[井田村 (島根県)|井田村]]・[[福波村]]・[[湯里村]]と合併し、改めて'''温泉津町'''が発足。
* [[2005年]]([[平成]]17年)[[10月1日]] - 大田市・[[仁摩町]]と合併し、改めて'''[[大田市]]'''が発足。同日温泉津町廃止。
 
== 行政 ==
*島根県警察[[大田警察署]]温泉津庁舎温泉津広域交番
 
==経済==
===産業===
====漁業====
*湯里漁港
*日祖漁港
*温泉津漁港
*湯戸漁港
*今浦(福浦)漁港
 
==交通==
===鉄道===
[[西日本旅客鉄道]]
*[[山陰本線]]:[[湯里駅]] - [[温泉津駅]] - [[石見福光駅]]
 
===道路===
*[[国道9号]]
 
== その他 ==
[[市外局番]]は、0855(50 - 69)となっている。
 
*0855(50 - 69)エリア
**[[江津市]](桜江地区を除く)・温泉津町
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[島根県の廃止市町村一覧]]
* [[温泉津焼]]
 
{{Japan-area-stub}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソートDEFAULTSORT:ゆのつまち}}
[[Category:邇摩郡]]
[[Category:大田市域の廃止市町村]]