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専門は医療政策と意思決定・交渉領域。問題発見解決のために諸科学を動員する「総合政策」アプローチをとっている。
 
医療政策は、旧厚生省出向がきっかけで研究に従事するようになった。当初は医療政策の形成過程論、医療費分析等を中心に研究。「日米の医療費支払方式」で吉村賞受賞。2009年の著書「『社会的入院』の研究」では、第52回日経・経済図書文化賞、第1回政策分析ネットワーク賞本賞を受賞した。2011年の「生命と自由を守る医療政策」では新しい医療政策の理念論を手掛ける。政策過程論、医療経済学、政策史、社会保障論にまたがる多くの研究があり、「政策マインドを持った研究者」を実践し、育成している。
 
意思決定論領域は、シカゴ大学経営大学院で行動科学的意思決定論を学んだのがきっかけで研究に従事。1992年の[[全米経営学会]]組織論部門で最優秀博士論文賞を受賞。慶應義塾大学では、いち早くITと組織の生産性・創造性に関する研究を行った他、学生ベンチャーの支援・指導を行い、教え子は数々のビジネスプランコンテストで入賞している。認知心理学、社会心理学、行動経済学、交渉論、組織論を融合する著作を出している。