「カワサキ・ZZR1100」の版間の差分

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ZZR1100は[[カワサキ・ZX-10|ZX-10]]の後継として発表された<ref name="Bikers288">{{Cite journal |和書|title =バイカーズステーション |publisher = [[モーターマガジン社]] |volume=25 |issue=9 |date =2011年9月号 |pages =32-38 }}</ref>。当初はエンジンの最高出力が147PSという点が公表されていなかったが、[[オートバイ雑誌]]などのテストで高性能を評価されて注目を集めた。
 
高出力のエンジンを搭載して[[空気抵抗]]が少ないカウリングを採用したことで最高速度は290km/h前後に達し、1990年以降、1996年に[[ホンダ]]から[[ホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバード|CBR1100XX]]が発売されるまで、世界最速の市販車と評価された<ref name="Bikers288"/>。また、同クラスの市販車としては初めて[[エアインテーク#ラムエアインテーク|ラムエアインテーク]]を採用し、高速走行時の走行風を利用して吸気管に取り込む空気に生じる抵抗を低減し、最高速付近で{{要出典範囲|date=2015年11月|カタログデータより約5% - 10%ほど高い実出力}}を発生している。
 
初期モデルのC型は1990年から1993年まで生産され、1993年からモデルチェンジしたD型に移行し、D型は2003年で生産を終了した<ref name="Bikers288"/>。