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== 概要 ==
[[1994年]]に[[コーエー]]から発売された『[[アンジェリーク]]』がその1作目と言われている。代表作は『[[遙かなる時空の中でシリーズ]]』、『[[ときめきメモリアルシリーズ|ときめきメモリアル Girl's Sideシリーズ]]』などである
 
[[少女漫画]]に共通する点が多く、例えば[[コンシューマゲーム]]及び全年齢対象の[[パソコンゲーム]]の場合、主人公の年齢は15歳から18歳前後に設定されていることが多い。しかし、成人し会社員や教師として働いている主人公もそれなりに存在する。
 
アンジェリーク後、『[[アルバレアの乙女]]』などの追するソフトも発売されたものの、大きくヒットすることはなく、コーエーのネオロマンス作品が目立つばかりだった。その後、[[ボーイズラブ]]を扱ったゲームからの流れが派生した。
 
このジャンル自体が明確に確立したのは、[[2002年]]に発売された『ときめきメモリアル Girl's Side』を基点としている。このヒットを受けて女性向けゲームは市民権を得、本格的に女性向け恋愛ゲームの市場が開拓されていった。
 
一方、主人公と恋愛対象が共に男性である作品は、乙女ゲームではなく[[ボーイズラブゲーム]]という別ジャンルに分類される。ボーイズラブ(BL)要素を含む乙女ゲームも存在するが、乙女ゲームのユーザーが必ずしもBLを好むわけではなく、逆もまた同様である。したがって、BL要素を含む乙女ゲームが好意的に迎えられることは難しい。
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近年登場した[[執事喫茶]]等、そういった店の総称は、大抵が「乙女カフェ」である。
 
== 歴史 ==
* [[1994年]] - [[コーエー]](現・[[コーエーテクモゲームス]])から『[[アンジェリーク]]』発売。
* [[1995年]] - 結婚をテーマにした初の[[男女兼用恋愛ゲーム]]『結婚 〜Marriage〜』([[セガサターン]]用ソフト)発売。育成SLG『[[卒業 (ゲーム)|卒業]]』、その女性版『[[卒業M]]』に登場するキャラクターたちの社会人となった姿を描いたというものだが、後に発売された[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]版では男主人公でしかプレイできず、女主人公視点が削除されるなど、成功したとは言い難い結果となる。
* [[1998年]] - [[富士通]]からPC用ソフト『[[ファンタスティックフォーチュン]]』が発売され、同人方面で人気が出る。PlayStationへの移植署名活動が起き、3年後に実現された。また、この年から2000年にかけて、男女兼用恋愛ゲームが頻繁に発売されるなど、恋愛ゲーム業界において女性ユーザーもターゲットと見なされるようになる。
* [[2000年]] - [[AMEDEO]]から『FIRST/LIVE』発売。PCユーザー層でも女主人公恋愛ゲームファンが増え始める。
* [[2002年]] - [[コナミ]]が『[[ときめきメモリアル Girl's Side]]』を発売。今まで乙女ゲームをプレイしたことがなかった、存在自体を知らなかったユーザー層も獲得し、女主人公恋愛ゲームの認知度が大幅に上がる。また、この頃から乙女ゲームという単語が雑誌やWeb上で使われることが珍しくなくなり、浸透し始める。
* [[2003年]] - [[美蕾]]から業界初の[[アダルトゲーム|18禁]]乙女ゲーム、『[[星の王女]]』が発売された。
* [[2004年]] - [[ディースリー・パブリッシャー]]が2ヶ月ごとに乙女ゲームをリリース、[[カプコン]]が他の乙女ゲームではあまり見られなかった要素を盛り込んだ『[[フルハウスキス]]』が高評価を得る、年末に発売された『[[幕末恋華 新選組]]』、『[[遙かなる時空の中で3]]』のヒットなど、乙女ゲーム業界が本格的に賑わうようになる。
* [[2005年]] - コナミより『[[テニスの王子様 (ゲーム)|テニスの王子様 学園祭の王子様]]』が発売。少年漫画が題材の本格的な乙女ゲームとして注目された。翌年には『テニスの王子様 ドキドキサバイバル』が発売されている。
* [[2006年]] - この年に発売された恋愛ゲーム売上TOP20([[ファミ通]]調べ)のうち8本が女性向けゲーム、そのうち7本が乙女ゲームという結果が出る。しかし、[[コーエー]]の[[ネオロマンスシリーズ]]や、[[コナミデジタルエンタテインメント|コナミ]]の[[ときめきメモリアルシリーズ|Girl's Sideシリーズ]]といった作品以外はなかなか実売本数を伸ばせなかった。
* [[2008年]] - PS2で人気を得たタイトルの[[ニンテンドーDS]]・[[PlayStation Portable]]への移植、ギャルゲーから派生した乙女ゲームの発売が相次ぐ。この頃、[[アイディアファクトリー]]によるブランド[[オトメイト]]より『[[薄桜鬼]]』『[[緋色の欠片]]』といった現在もシリーズが続く作品が発売された。
* [[2010年]] - [[ブロッコリー (企業)|ブロッコリー]]から『[[うたの☆プリンスさまっ♪]]』が発売。キャラクターソングCDがオリコントップ10入りを果たすなど、ヒット作品となる。[[オトメイト]]より発売された『[[薄桜鬼]]』が様々なゲーム機に移植され、アニメ化や舞台化といった幅広い[[メディアミックス]]展開をみせた。
* [[2013年]] - [[ソニー・コンピュータエンタテインメント]](SCE)より[[PlayStation Vita]]本体に『[[薄桜鬼|薄桜鬼 鏡花録]]』『[[AMNESIA|AMNESIA V Edition]]』のダウンロードコードが同梱された『オトメイトスペシャルパック』が発売された<ref>http://www.jp.playstation.com/psvita/hardware/pchj10011.html</ref>。
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
{{Reflist}}
<div class="references-small"><references group="注"/></div>
 
=== 出典 ===
<div class= "references-small">{{reflist|2}}</div>
 
<!--
== 参考文献 ==
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== 関連項目 ==
* [[AMEDEO]]
* [[乙女系]]
* [[ボーイズラブゲーム]]
* [[男女兼用恋愛ゲーム]]
* [[ギャルゲー]]
* [[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛ゲーム]]
* [[女向ゲー一般板]]
* [[女向ゲーム大人板]]
* [[悪役令嬢]]
 
==関連項目==
*[[AMEDEO]]
*[[乙女系]]
*[[ボーイズラブゲーム]]
*[[男女兼用恋愛ゲーム]]
*[[ギャルゲー]]
*[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛ゲーム]]
*[[女向ゲー一般板]]
*[[女向ゲーム大人板]]
{{コンピューターゲームジャンル一覧}}
[[Category:乙女ゲーム|*]]