「ハツカネズミ属」の版間の差分

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マウスとラットの違い
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マウスの[[遺伝子]]は全て解読されていて、殆どの遺伝子がヒトとホモログ(相同)である。[[人間]]に対しては非人道的になるような処理でも、マウスには可能である(ただし「[[動物の権利]]」も参照)。[[ノックアウトマウス]]は、[[遺伝子ノックアウト]]の技法によって、一つ以上の遺伝子が無効化された、[[遺伝子組換え]]マウスである。
 
研究にマウスを使用するのには他の理由もある。マウスは小型であり、安価で、世話が容易で、短期間で増殖する。比較的短い期間でマウスの複数[[世代]]を観察することができる。誕生時から飼育して、人間と接触の機会が十分に与えられれば、マウスはかなり従順である。しかしながら、いくつかの系統は、獰猛なことで知られている。マウスとラットは、体の同じ場所に同じ器官がある。大きさが違うだけである。
なお、マウスとラットは単に体の大きさが違うだけではなく、元の生活環境の違いによりいくつか生理学的な相違点がある点に注意が必要である。例えば代表的なものとしてマウスには[[胆嚢]]があるがラットにはない。
 
メスは、ホルモンバランスの変化の大きさや妊娠など、実験データの収集に影響を与える要素があるため、実験ではオスを使用するのが一般的であるが、このため薬の性差による違いを見逃すなどの弊害も指摘されている<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_1205.html?utm_int=tokushu-web-detail_contents_tokushu-web_005 “脂肪が減る薬”!?研究が前進した意外なきっかけ] -