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== 航空産業 ==
{{See also|Category:航空機産業|日本の航空機産業}}
航空機産業には多くの企業が存在しているものの、寡占化がかなり進んでおり、特に大型の旅客飛行機製造はアメリカの[[ボーイング]]とヨーロッパの[[エアバス]]の2大企業にほぼ集約されている<ref>「徹底図解 飛行機のしくみ」p130 新星出版社編集部編 新星出版社 2009年2月25日発行</ref>。
 
航空機は認定を受けた部品のみを使用し基本的に受注生産であるため、小型機であっても引き渡しまでに時間がかかり高価である。このためメーカーが自社機を再整備した認定中古機を販売したり、中古機を専門とする業者が多数存在するなど中古市場が発達しており、事故機であっても機械的な寿命が残っている部品がある限り資産価値がある。[[ボーイング]]と[[エアバス]]の大手2社はそれぞれリユースを促進する組織を設立している([[:en:Aircraft Fleet Recycling Association|AFRA]]、[[:en:PAMELA Project|PAMELA]])。また部品単位での売買も盛んで<ref name=gentosha001>[https://gentosha-go.com/articles/-/22699 中古ボーイング747「旧政府専用機が約30億円」の本当の価値] - [[幻冬舎]]ゴールドオンライン</ref>、生産が終了した機体の補修部品やアップグレードパーツを開発・販売する業者も多い<ref group="注">たとえば [http://www.banyanair.com/airframe-and-engine-services/learjet-aircraft-maintenance/ Learjet Maintenance and Parts - Banyan Air Service] - 生産が終了した旧式の[[リアジェット]]機に対し、現代の騒音基準に対応する新エンジンへの換装、自社製ウィングレットの販売・取り付けをする会社。</ref>。