「バイバイ、ヴァンプ!」の版間の差分

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== 設定をめぐる批判 ==
公開後、ヴァンパイアにかまれると同性を好きになるという設定がインターネット上で「[[同性愛]]者に対する[[ホモフォビア|差別]]」と問題視する声が上がる。[[日本の国会議員|参議院議員]]・[[石川大我]]も鑑賞後に「この世にある[[LGBT]]差別、[[偏見]]をすべて集めたような映画。ほんとうに酷い」とツイートした<ref name=":0">{{Cite web|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2002/18/news086.html|title=「噛まれると同性愛になってしまう」ストーリーに批判殺到 映画「バイバイ、ヴァンプ!」、公式が釈明も非難止まず 釈明に対して「これを差別ではないということが差別の上塗り」という厳しい意見も。|publisher=ねとらぼ|date=2020年02月18日|accessdate=2020年2月18日}}</ref>。
 
LGBTに関する情報を発信する「一般社団法人fair」代表理事を務める[[松岡宗嗣]]は、「そもそも、噛まれると同性愛に"目覚めて"しまう、それが"感染"していくという設定自体、同性愛に限らず、[[人種]]や[[障害者|障害]]など、[[社会的少数者|社会的マイノリティ]]の属性をあてはめてみると、いかにこれが差別的であるかが見て取れる」と指摘した<ref>{{Cite web|title=批判殺到の「噛まれたら同性愛感染」映画、問題点は?上映停止を求める声も(松岡宗嗣) - Yahoo!ニュース|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20200218-00163532/|website=Yahoo!ニュース 個人|accessdate=2021-01-26|language=ja}}</ref>。
 
公開停止を求める署名運動なども起こる中、同年2月16日に製作委員会は「この映画には一部、同性愛の方々に対し不快な思いを抱かせる表現が含まれているかもしれませんが、同性愛を差別する作品ではありません」「一部の方に誤解や混乱を招いた事をお詫び申し上げます」と釈明文をリリースした<ref>{{Cite web|url=https://www.asahi.com/articles/ASN2K578KN2KUCVL028.html|title=「吸血鬼にかまれると同性愛者に」 映画に批判広がる|publisher=朝日新聞デジタル|date=2020年2月17日|accessdate=2020年2月18日}}</ref>。釈明後も「今どき目を疑う露骨な差別。これを差別ではないということが差別の上塗り。最悪」「あなたがたは、分かってるようなふりして、何も分かっていない。最悪だ。恐らく『全編見ろ』という反応はいくらでもあるだろうが、俺(というか他の人も)が見聞きした部分だけでも酷い。この映画はあからさまな差別だ。今からでも遅くないから正道に立ち返ってほしい」「どの表現も言い訳もとても不愉快です。わかってらっしゃらないことがよくわかります。恥を知って」と非難の声は上がり続けた<ref name=":0" />。