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'''隣保同盟'''(りんぽどうめい、{{lang-el|
== 概説 ==
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隣保同盟にはヘレネス([[ギリシア人]])の諸部族が参加した。デルポイの隣保同盟の場合は、まず[[テルモピュレ]]近郊のアンテラの[[デメテル]]神殿、次いでデルポイのアポロン神殿を管理し、アポロンの聖域で行われた[[ピューティア大祭]]の開催運営も行なった。
全ギリシア的規模で崇敬を集めた神殿は、その聖域内に奉納による莫大な財産を蓄えていた。そのため、聖域の権益をめぐる争いが、同盟内部において戦争に発展することもあり、それらの戦争は[[聖戦]]([[神聖戦争]]<ref>[[第一次神聖戦争]](紀元前595年 - 紀元前586年)から四次まで知られる。</ref>)と呼ばれた。[[ピリッポス2世 (マケドニア王)|ピリッポス2世]](紀元前382年 - 紀元前336年)はこのような同盟内部の争いに介入することにより、ギリシア本土における[[マケドニア王国|マケドニア]]の覇権を確立した。
古代ギリシアの同盟の類型としては、[[ペロポネソス同盟]](紀元前6世紀末に成立)や[[デロス同盟]](紀元前478年〜477年の冬に成立)といった[[軍事同盟]]も知られる<ref>[http://www.yk.rim.or.jp/~kimihira/yogo/03yogo01_2.htm ギリシア世界用語]</ref>。
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== 註 ==
<div class="references-small"><references /></div>
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