「アンネリーゼ・ミシェル」の版間の差分

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アンネリーゼの墓標には、近隣の人々がお参りに来るようになり、アンネリーゼを巡礼する者たちにとって、この墓標はその目印となった。[[イエズス会]]の司祭で、精神科医のウルリヒ・ニーマン(Ulrich Niemann)神父は、この悪魔祓いの儀式に関する事件について、[[ワシントン・ポスト]]紙に次のように話している。「医師として私が言うのは、悪魔に体を乗っ取られるということはないということです。私の見解では、これは精神障害です。私は悪魔に憑依されたとされる方たちと祈ります。でもそれだけでは助かりません。精神科医として、悪魔に憑依されたとする方たちを扱わなければいけません。しかし同時に、この患者が東ヨーロッパ出身で、悪霊に祟られていると信じている時、その人の信念体系を無視することは間違いでしょう。」ニーマン神父は 自分がエクソシスト・悪魔祓いであるとは思わないし、1614年の儀典書に従って儀式を行うこともないと語った<ref name="Washington Post" />。
 
[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|ヨハネ・パウロ2世]]は、[[1999年]]に、特殊なケースを除き悪魔祓いの儀式を行うことをより厳しく規制した。しかし[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]は、悪魔祓いの儀式を前教皇の時より広く支持した。しかし、これにもかかわらず、ドイツにおいては公式に認可された悪魔払いの儀式の数が、減少している。これはアンネリーゼの事件からのことである <ref name="DW">{{cite web|title=Planned Polish Exorcism Center Sparks Interest in Germany|url=http://www.dw.de/planned-polish-exorcism-center-sparks-interest-in-germany/a-3082751-1|publisher=[[Deutsche Welle|DW]]|accessdate=31 July 2013}}</ref><ref name="The Local">{{cite news|title=German Catholics bring back exorcism|url=http://www.thelocal.de/society/20080521-12011.html|publisher=[[The Local]]|accessdate=31 July 2013|date=21 May 2008}}</ref>。
 
「[[エミリー・ローズ]]」(これは悪魔祓いの儀式ではなく、法廷に焦点を当てている)、「レクイエム(2006)」(Requiem 2006)そして「アンネリーゼ」(Anneliese)の3本の映画は、アンネリーゼの話をモチーフとして作られている <ref name="Sicilia Informatio" />。