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栽培の歴史は[[江戸時代]]の頃から本格的に行われ、静岡県有東木において、江戸時代初期にこの地域に自生していたワサビを移植し、栽培を始めたのがワサビ栽培の始まりとされている。寿司の流行により急激に広まったと言われている{{sfn|大嶋敏昭監修|2002|p=438}}。
 
冷涼なところを好む性質で、栽培方法を大別すると、水栽培で[[渓流]]や湧水で育てらる通称'''水ワサビ'''(谷ワサビ、沢ワサビ)と、畑栽培で育てられる通称'''畑ワサビ'''(陸ワサビ)がある{{sfn|馬場篤|1996|p=117}}。水栽培は、山間部の北斜面で、水が濁らない湧水地がよいとされる{{sfn|馬場篤|1996|p=117}}。また、畑栽培は落葉樹下の夏は日陰で、冬は日が当たる場所が選ばれる{{sfn|馬場篤|1996|p=117}}。増殖は、[[種子]]を[[莢]]のまま砂に埋めておいて秋に播く{{sfn|馬場篤|1996|p=117}}。春に芽が揃ったら定植する{{sfn|馬場篤|1996|p=117}}。
 
=== 歴史 ===