「ジェリー・マリガン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
23行目:
| Notable_instruments =
}}
'''ジェリー・マリガン'''(''Gerry Mulligan''、本名''Gerald Joseph Mulligan''、[[1927年]][[4月6日]] - [[1996年]][[1月20日]])は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]出身ジャズ・[[ミュージシャン]]。サックス奏者、[[作曲家]]、[[編曲家]]。ジャズ界では数少ない[[サクソフォーン|バリトン・サックス]]奏者であり、ピアニストとしても知られ
 
== 経歴 ==
[[ニューヨーク]]市[[クイーンズ区]]生まれ、[[エリー鉄道]]に勤務していた父の仕事の都合で[[オハイオ州]][[マリオン (オハイオ州)|マリオン]]に転居する。
 
1940年代後半から[[フィラデルフィア]]で活動を開始、[[ギル・エヴァンス]]との出会いをきっかけにクロード・ソーンヒルのビッグバンドなどのためにアレンジを本格的に手がけるようになり、二十歳そこそこの若さにして、洗練されたモダンなアレンジで、ソフトなダンスバンドであったソーンヒル楽団のスタイル革新に貢献した。
38行目:
[[1963年]]には[[アート・ファーマー]]らをメンバーに招き、リーダー作「'''ナイト・ライツ''' (''Night Lights'') 」を発表。1950年代のプログレッシヴな作品とは異なった静謐なスタイルが貫かれており、彼の代表作となる。ちなみにタイトル曲では、マリガンは[[ピアノ]]を演奏している(後年、CDのボーナストラックとして1965年にマリガンがクラリネットを演奏したテイクも収録されている)。
 
1970年代、当時イタリアを活動拠点にしていたイタリアでバンドネオン奏者のアストル・ピアソラと意気投合、競演作 Summit を製作した 。
 
1980年代に入ると[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]色の強い音楽性を指向するようになり、「リトル・ビッグホーン (''Little Big Horn'') 」などのフュージョンアルバムを発表するようになる。この頃に世界ツアーも行っている。