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=== ハウ家（第1期） ===
{{Also|ハウ準男爵}}[[ファイル:Richard_Howe,_1st_Earl_Howe_-_Project_Gutenberg_eText_18314.jpg|サムネイル|200x200ピクセル|初代ハウ伯爵(第1期)[[リチャード・ハウ]]|代替文=|左]]
[[ファイル:George Augustus, 3rd Viscount Howe, Half-Length, Wearing the Uniform of the 1st Guard.jpg|右|サムネイル|183x183ピクセル|[[ジョージ・ハウ (第3代ハウ子爵)|第3代ハウ子爵ジョージ・ハウ]]将軍<br><br><small>英国陸軍軍人として[[フレンチ・インディアン戦争]]に従軍した。</small>]]
[[ファイル:William-howe-fifth-viscount.jpg|thumb|170px|[[ウィリアム・ハウ|第5代ハウ子爵ウィリアム・ハウ]]将軍。<br><br><small>ハウ3兄弟の末弟。アメリカ独立戦争を指揮した。</small>|代替文=]]
ハウ伯爵家は[[17世紀]]の政治家[[ジョン
2代子爵[[エマニュエル・ハウ (第2代ハウ子爵)|エマニュエル]]<small>(1700?–1735)</small>は父と同様に庶民院議員を務めた<ref name=":02" /><ref name="HOP" />。ただ、後年は財政的に困窮しており、[[トマス・ペラム＝ホールズ (初代ニューカッスル公)|初代ニューカッスル公爵トマス・ペラム=ホールズ]]の口添えで実入りのいい[[バルバドス総督]]に就任している<ref name="HOP">{{HistoryofParliament|1715|url=https://www.historyofparliamentonline.org/volume/1715-1754/member/howe-emanuel-scrope-1699-1735|title=HOWE, Emanuel Scrope, 2nd Visct. Howe [I] (c.1699-1735), of Langar, Notts.|last=Sedgwick|first=Romney R.|author-link=ロムニー・セジウィック|access-date=30 December 2020}}</ref>。彼はいとこから上記の準男爵位を継承している<ref name="Cokayne2" />。
その息子である3代子爵[[ジョージ・ハウ (第3代ハウ子爵)|ジョージ]]<small>(1725?–1758)</small>は[[イギリス陸軍|英国陸軍]]軍人として[[フレンチ・インディアン戦争]]に従軍し、[[准将]]まで昇進した武人である<ref name=":02" /><ref name="ODNB" />。彼は同戦争中に[[北アメリカ大陸|北米大陸]]・[[ジョージ湖 (ニューヨーク州)|ジョージ湖]]付近でフランス軍と接敵した際に心臓を撃ち抜かれて戦死を遂げている{{#tag:ref|3代子爵の戦死直後に[[カリヨンの戦い]]が生じたが、英国側の大敗に終わっている。|group="注釈"}}<ref name="ODNB">{{Cite ODNB|id=13953|title=Howe, George Augustus, third Viscount Howe|last=Brumwell|first=Stephen|date=23 September 2004}}</ref>。そのため、爵位はジョージの弟リチャードがこれを継承した。
4代子爵[[リチャード・ハウ|リチャード]]<small>(1726-1799)</small>は[[イギリス海軍|王立海軍]]の提督として高名であり、[[フランス革命戦争]]下における最大の海戦である「[[栄光の6月1日]]」の指揮官を務めている<ref name=":0">{{Cite ODNB|id=13963|title=Howe, Richard, Earl Howe|last=Knight|first=Roger}}</ref><ref>Heathcote, Tony (2002). ''The British Admirals of the Fleet 1734 – 1995''. Pen & Sword , p=125</ref>。彼は[[ジブラルタル包囲戦 (1779年-1783年)|ジブラルタル包囲戦]]終結後の1782年に[[グレートブリテン貴族]]として'''ノッティンガム州ランガーのハウ子爵'''{{Fontsize|small|(Viscount Howe, of Langar in the County of Nottingham)}}に叙された<ref name=":02" /><ref name=":0" /><ref>{{Cite web|url=https://www.thegazette.co.uk/London/issue/12290/page/1|title=No.12290|accessdate=2019年11月6日|publisher=The Gazette 23 April 1782}}</ref>。
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第2代女男爵ソフィア・シャーロット<small>（1762-1835）</small>は[[ペン・カーゾン|ペン・アシュトン・カーゾン]]と結婚したため、男爵位はカーゾン家によって承継されてゆき、現存する第2期のハウ伯爵叙爵につながる。
他方、ハウ子爵位を継いだ5代子爵[[ウィリアム・ハウ|ウィリアム]]<small>（1729–1814）</small>は英国陸軍の将軍であり、[[アメリカ独立戦争]]時には{{仮リンク|在北米英軍総司令官|en|Commander-in-Chief,_North_America}}を務めた人物である<ref name=":02" />。彼には嗣子がなかったため、同人の死をもってハウ子爵位及びグレノーリー男爵位は廃絶となった<ref name=":02" /><ref>Ketchum, Richard M. (1997). ''Saratoga: Turning Point of America's Revolutionary War''. New York: Henry Holt , p=213</ref>。なお、この際にコンプトンの準男爵位も廃絶している<ref name="Cokayne2">{{Cite book2|language=en|editor-last=Cokayne|editor-first=George Edward|editor-link=ジョージ・エドワード・コケイン|title=The Complete Baronetage (1649–1664)|volume=3|date=1903|location=Exeter|publisher=William Pollard & Co.|url=https://archive.org/details/cu31924092524390/page/n142|pages=123–124}}</ref>。
=== カーゾン家（第2期） ===
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その子孫たる{{仮リンク|ナサニエル・カーゾン (第4代準男爵)|en|Sir_Nathaniel_Curzon,_4th_Baronet|label=第4代準男爵サー・ナサニエル・カーゾン}}{{Fontsize|small|(1676-1758)}}は[[トーリー党 (イギリス)|トーリー]]に属して活動したが、[[ホイッグ党 (イギリス)|ホイッグ]]の首魁[[ロバート・ウォルポール]]の解任動議には棄権した政治家である<ref>{{HistoryofParliament|1715|title=CURZON, Nathaniel (?1676-1758)|url=https://www.historyofparliamentonline.org/volume/1715-1754/member/curzon-nathaniel-1676-1758|access-date=2021-6-1|first=Eveline|last=Cruickshanks}}</ref>。その彼の次男[[アシュトン・カーゾン (初代カーゾン子爵)|アシェトン・カーゾン]]も父と同様にトーリー党の政治家として庶民院議員を務めたのち、1794年に[[グレートブリテン貴族]]として'''バッキンガム州ペンのカーゾン男爵'''{{Fontsize|small|(Baron Curzon, of Penn in the County of Buckingham)}}<ref>{{London Gazette|issue=13692|date=9 August 1794|page=818}}</ref>、ついで1802年には[[連合王国貴族]]爵位の'''バッキンガム州ペンのカーゾン子爵'''{{Fontsize|small|(Viscount Curzon, of Penn in the County of Buckingham)}}に昇叙した<ref>{{London Gazette|issue=15456|date=23 February 1802|page=199}}</ref>。その初代子爵の一人息子[[ペン・カーゾン|ペン・アシェトン]]は第2代ハウ女男爵ソフィア・シャーロット・ハウと結婚したが、父に先立って亡くなったため、爵位を襲うことはなかった。
そのため、夫妻の息子[[リチャード・カーゾン＝ハウ (初代ハウ伯爵)|リチャード]]<small>（1796-1870）</small>は[[1820年]]に祖父から爵位を継承し、[[1821年]]には連合王国貴族として'''ハウ伯爵'''{{Fontsize|small|（Earl Howe）}}に叙されて母方の祖父の伯爵位を再興した。これが現存するハウ伯爵家の始まりとなった<ref>{{London Gazette|issue=17724|date=14 July 1821|page=1461}}</ref>。
また同年に彼は勅許を得てカーゾン＝ハウと改姓するとともに<ref>{{London Gazette|issue=17731|date=31 July 1821|page=1580}}</ref>、[[1835年]]には母
2代伯爵ジョージ<small>(1821-1876)</small>は襲爵前に{{仮リンク|サウスレスターシャー選挙区|en|South_Leicestershire_(UK_Parliament_constituency)}}選出の[[保守党 (イギリス)|保守党]]庶民院議員を務めた<ref>Craig, F. W. S. (1989) [1977]. British parliamentary election results 1832–1885 (2nd ed.). Chichester: Parliamentary Research Services. p. 417. </ref>。彼には男子がいなかったため、弟のリチャードが3代伯爵位を継承した。
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[[法定推定相続人|爵位の推定相続人]]は、現当主の息子であるカーゾン子爵（[[儀礼称号]]）トマス・エドワード・ペン・カーゾン（1994-）。
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{脚注ヘルプ}}
<references group="注釈" />
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 関連項目 ==
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* [[レイブンズデール男爵|レイブンズデール子爵]]
* [[ジェフリー・ハウ]]
*
* [[1999年貴族院改革後における世襲貴族在籍議員一覧]]
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