「やったねたえちゃん!」の版間の差分

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=== なのはな学園の家族 ===
; 三柴練司(みしば れんじ)
: たえ子を預かる児童養護施設「'''なのはな学園'''」の園長。たえ子の現保護者。菊香からは「ジジィ」と呼ばれる。以前の職業は非合法稼業で、「殺し屋狩り」を行っていた「'''人斬り練司'''」として名を馳せていた。小学生の頃のたえ子の'''6'''と描かれたタトゥーを見たところをたえない子によって性的虐待と誤解され、右足首を斬られるが、冷静に切られた足首を[[アイスペール]]に突っ込み、[[止血]]をして挑む。たえない子に押されながらも途中までほぼ対等な勝負をしている。たえない子も三柴が不利になりながらも[[峰打ち]]や実弾ではなくて[[麻酔銃]]を使用しているところを見て敵ではないと判断した。この一件により足を悪くした<ref>切断された右足首は自分で縫い直した際、義足に巨大な砲弾を撃つ銃口を仕込んでいた。</ref>為に[[杖]]に仕込まれた[[刀]]を武器にする。足が悪い中でも[[自動車]] は運転でき、たえ子が暴走した際には[[GPS]] で追跡している<ref>菊香の[[シュシュ]]にも[[GPS]]を仕込んでいる。</ref>。菊香を助けに来た際にも超人的な運動能力を発揮して次々と暴力団員を殺害する様はノブをして「何が引退だオニ。鬼強いじゃないねーか」と言わしめた。20年前の妻や娘と一緒に写った家族写真を部屋に飾っている。たえ子の母親の顛末やたえ子のタトゥーの謎はある程度調べているような節がある。[[名古屋弁]]を話す。
; 西嶋菊香(にしじま きっか)
: たえ子が入所する以前から「'''なのはな学園'''」で生活する[[ポニーテール]]の[[茶髪]]が特徴の富良葉中学の女子生徒。通称「キッカ」。[[裁縫]]が苦手ながらコロちゃんを縫い直し、2年2組に在籍する正義感溢れる活発なたえ子の同級生。勉強は苦手だが[[MMA]]の使い手で身体能力に長け、たえ子をいじめる男子に[[キック]]や[[鉄拳制裁]]を加えている<ref>「'''罵威亜愚羅'''」のメンバーに対しては容赦なく全力を出し、飛び膝蹴りなどで顎の骨を砕いている。</ref>。生後すぐに両親に棄てられたために親との記憶が一切ない。三柴の秘密を知った上で一方的に相棒を自称し、覚醒後のたえない子が関わった事件の後処理を手伝う。たえ子のことは家族として大切に思いながら、たえない子に対しては小学生の頃に三柴を殺そうとしていたところを目撃してから強い怒りを抱き、何度も挑戦するが勝てない。もっと強くなって、たえ子からたえない子を追い出す決意をしている。三柴のことは「ジジィ」と呼びながらも親同然に慕っており、三柴の足を悪くした原因であるたえない子とたえ子の間で葛藤がある。三柴の誕生日のプレゼントの際、たえ子が無邪気に「杖をプレゼントしたら?」という提案をしたことに感情が爆発してしまい、一人になったところを鬼怒川一郎とその舎弟に襲われるが、靴のつま先に仕込んだ[[ナイフ]]の刃を用いて抵抗をした。しかし一郎の圧倒的な力の前に結局誘拐されてしまう。
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:「'''罵威亜愚羅'''」のメンバーのほとんどはたえない子に惨殺されてしまい、生き残った数人の内の3人は[[猟銃]]で菊香を狙撃しようとしたところを鷺沼警部に[[銃刀法]]違反で現行犯逮捕された。
; 鬼怒川一郎(きぬがわ いちろう)
: 鬼怒川次郎の兄。陳さん曰く、凶暴性と戦闘力だけで「'''角川組MF会'''」の若頭までのし上がった人物。拷問が趣味であり、気の弱かった次郎を鬼畜に育て上げた人物でもある(一郎の脳内では次郎がかなり美化されている)。現場を逃げ出した副総長の眼を[[スプーン]]でくりぬいたり、挙句の果てには顔を殴って首を吹き飛ばしたり、一人で武器を持った陳さんの部下のグループを惨殺したり、その力は桁違いであるが根は単純<ref>手下の組員からは、影で「[[IQ]]は昆虫並み」「バカ」呼ばわりされている。</ref>で、もう片一方の眼もくりぬこうとした時に舎弟のノブに「そうしたら敵を探せなくなる」と諭されてやめるほどである(「[[闇金ウシジマくん]]」に登場する鰐戸三蔵の設定に似ている)。ノブとは[[同性愛]]の関係にある<ref>ただし、少なくとも一郎は所謂「[[両性愛|両刀使い]]」である。</ref>。実弟の次郎のことは本当に大切に思っていて、その次郎を惨殺した犯人を捜すためにたえ子を追っているが、自分自身の背中にも'''1'''というタトゥーが彫られている。たえない子との対戦では当初は左手を斬り切断、右腕をさせた上で有利に進めるも、三柴の援護もあり、最終的には輪切りにされる。臨終の際、次郎と共に義父により性的なものを含む虐待にあっていたこと、謎の黒づくめの人物が現れ、手術の提案をされていたこと、それにより得た力に基づき義父を殺害して次郎と一緒に出奔したことを思い出す。
;城崎伸(しろさき のぶ)
:愛称「'''ノブ'''」。角川組MF会では鬼怒川一郎の補佐役的な役割を担い、一郎とは同性愛のパートナーでもある。一郎をコントロールできる恐らく唯一の人物。普段の服装はオールバックの髪型に[[眼鏡]]にスーツ。ネイティブの中国人と普通に会話できるほどの語学力があり、成績も優秀である。ガリ勉であることを理由に中学生時代いじめられていたが、一郎に結果的に助けられ、昼寝しているところにお礼の挨拶をする。その力故に孤独であったであろう一郎はそれに対し怒るどころかその場で集会に誘うなどある程度心を開く。暴走族「罵威亜愚羅」に正式に入会し<ref>それによってノブへのイジメは遠巻きにされることによりなくなった</ref>、知的戦略部門に従事し、一郎をはじめとして団員の尊敬を集め、居場所を確保した。東大(本作では「'''東喬大学'''」)卒業後、一郎率いる暴力団に入る際において仁義を切ったときに一郎を「兄貴」と呼ぶも一郎から「俺の弟は次郎だけだ」旨の発言をされ、殺害された次郎の敵を討つことにより次郎のことを忘れて本当の弟分になりたいと思っている。