「スペクトル分解 (関数解析学)」の版間の差分

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[[数学]]の[[関数解析学]]の分野において、ある[[バナッハ空間]] <math>X</math>(関数解析学における基本概念の一つ)上の[[線型作用素]] <math>T</math> の[[スペクトル (関数解析学)|スペクトル]]は、作用素 <math>T-\lambda</math> が <math>X</math> 上に有界な[[逆写像|逆作用素]]を持たないようなすべての[[スカラー (数学)|スカラー]] <math>\lambda</math> で構成される。そのようなスペクトルは、通常以下の三つの部分に'''分解'''(ぶんかい、{{Lang-en-short|decomposition}})される:
* '''点スペクトル'''(point spectrum):<math>T</math> の[[固有値]]で構成される;
* '''連続スペクトル'''(continuous spectrum):固有値ではないが、<math>T-\lambda</math> の値域を空間内の[[稠密集合|稠密]]な[[真部分集合]]にするようなスカラーで構成される;