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'''同潤会'''(どうじゅんかい、同潤會)は、[[内務省 (日本)|内務省]]によって[[1924年]]([[大正]]13年)に設立された[[財団法人]]である。その前年に発生した[[関東大震災]]の義捐金をもとに設立され、東京と横浜において[[住宅]]供給を行った。集合住宅「[[同潤会アパート]]」
== 概要 ==
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== 事業内容 ==
同潤会が手掛けた住宅としては、いわゆる「[[同潤会アパート]]」と通称されるものが有名になったが、これは一般の都市生活者向けに同潤会が建設した一事業であり、これ以外にもさまざまな目的別の住宅建設事業を手掛けた<ref>[{{NDLDC|1443647}} 『同潤会十八年史』](同潤会
*仮住宅
*普通住宅 - 木造長屋建(平屋・2階建)の賃貸住宅で、一部は店舗。東京・神奈川に12か所。
*アパートメント・ハウス
*共同住宅 - [[不良住宅改良事業]]
*(勤人向)分譲住宅 - 1928年以降、勤め人を対象に木造平屋の一戸建を分譲。赤羽、洗足、江古田など20か所に524戸を建設。
*職工向分譲住宅 - 1935年以降、工場労働者を対象に建設、内容は勤人向分譲住宅と同様。千住緑町など15か所に1,105戸を建設、他に同潤会解散時に建設中の分が6か所、697戸。
*軍人遺
== 木造住宅・住宅地の建設 ==
同潤会の事業として鉄筋コンクリート造集合住宅の建設がよく知られているが、木造住宅も多く建設した。
震災復興のための仮設住宅に続き、1925年以降、賃貸普通住宅を建設した。
これらの木造住宅のほとんどは既に姿を消しているが、2000年代まで現役使用されていた江古田分譲住宅の一棟が創建時の状態に復元され、「旧同潤会江古田分譲住宅[[佐々木喬|佐々木]]邸」として国の[[登録有形文化財]]に登録されている<ref>練馬まちづくりセンターのサイト[http://nerimachi.jp/diary/director/20130411_19.php]</ref><ref>{{Cite web | url = https://suumo.jp/journal/2013/11/09/54971/ | title =同潤会江古田分譲住宅に見る 昭和初期の一戸建てと暮らし | publisher = SUUMOジャーナル | date = 2013-11-09 | accessdate = 2021-04-25 }}</ref>。▼
▲同潤会が手がけた供給住宅地は以下の通り。<!---仮設住宅などは分けるべきでは?上には20か所とある。---->
* [[荏原]]普通住宅([[荏原郡]]平塚町[[中延#同潤会荏原普通住宅地|中延同潤会住宅]]) - [[品川区]][[東中延]]1・2丁目、[[中延]]2・3丁目
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* 砂町仮住宅(南葛飾郡砂町中田新田)- 江東区東砂五丁目
* 塩崎町仮設住宅(旧深川区塩崎町) - [[塩浜 (江東区)|塩浜]]
* [[山手 (横浜市)|山手町]] - [[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]]
* [[新山下]]町普通住宅 - 横浜市中区
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* 川崎分譲住宅(第一~第三、川崎市大島町四丁目) - [[川崎市]]
* 川口分譲住宅 - [[埼玉県]][[川口市]]南前川一丁目
▲これらの木造住宅のほとんどは既に姿を消しているが、2000年代まで現役使用されていた江古田分譲住宅の一棟が創建時の状態に復元され、「旧同潤会江古田分譲住宅[[佐々木喬|佐々木]]邸」として国の[[登録有形文化財]]に登録されている<ref>練馬まちづくりセンターのサイト[http://nerimachi.jp/diary/director/20130411_19.php]</ref><ref>{{Cite web | url = https://suumo.jp/journal/2013/11/09/54971/ | title =同潤会江古田分譲住宅に見る 昭和初期の一戸建てと暮らし | publisher = SUUMOジャーナル | date = 2013-11-09 | accessdate = 2021-04-25 }}</ref>。
==脚注==
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