「こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
12行目:
 
;[[両津勘吉]](りょうつ かんきち)
:声:[[ラサール石井]](少年時代:[[田中真弓]]→ラサール石井) / [[水谷誠伺]](ゲーム「幻のお宝を追え!の巻」) / [[内海賢二]] / 演:[[せんだみつお]] / [[香取慎吾]]
:主人公。階級は[[巡査長]]。
:角刈り、大きな目、体毛が濃く、左右つながった極太の一本眉毛が特徴で、年中素足でサンダルを履き、腕捲りをしている。
99行目:
:夏季オリンピックの開催期間以外はすべて寝ており、4年に一度しか起きてこない。しかし、免職もされず警察官を続けていられるのは、様々な超能力を使って難事件を解決しているため。ただし、目覚めたばかりでは調子が悪く、うまく超能力を扱えない。
;ボルボ西郷(ボルボ さいごう)
:声:[[岸祐二]] / [[原川浩明]](ゲーム「中川ランド大レース! の巻」版)
:新葛飾署に勤務する警官。[[鹿児島県]]出身。誕生日は[[12月31日]]。身長182cm、体重95kg。血液型はA型。
:かつて[[アメリカ合衆国]]で[[連邦捜査局|FBI]]の射撃術をマスターし[[傭兵]]・[[アメリカ陸軍特殊部隊群|グリーンベレー]]として5年間世界の戦場を渡り歩いた経験を持ち、[[ニューヨーク市警察]]に勤務していたこともある。そのため常に全身にあらゆる武器を身につけているが、実際はかなり臆病で武器を全部取られるととても気が弱くなる(その様子は本田曰く「バイクに乗ってない時の僕より情けない」)。[[サバイバルゲーム|サバゲー]]が大好きで誘われるとどんなに遠くにいても駆けつける。登場したころは身の危険を感じたり、物音に過剰に反応したりすると無差別に発砲してしまう癖があったが、末期ではだいぶ落ち着いていて体力や筋肉を強調することが多かった。ただし、アニメ版では不定期スペシャルになっても発砲する癖は治っておらず病院でマシンガンを発砲したことがあり、両津にその癖を注意されたことがある。
:長年、男ばかりの環境にいたせいで女性に対する免疫が非常に弱く鼻血を出すが、後流悟十三と会った回ではライフル用スコープで両津と3人揃って[[出歯亀|デバカメ]]をしていた。また、婦警たちの教官として拳銃技術の指導を行ったこともあったがスポーツマン的な外見のため婦警たちに騒がれ、真面目に講義を聞こうとしなかったので逆上して婦警達に対しライフル銃を向けたこともあった。後期の話では特に女性を苦手とすることはなくなり、鼻血を出すこともなくなり、第149巻で婦警たちが露出度の高いサンバの格好をしていても特に反応はなかった。
:登場初期は両津に敬語を使うなど部下的な存在だったが、第100巻以降は両津にツッコミを入れるなど同僚のような存在になってきた。一人称は「私」か「俺」。鹿児島の実家の家系は[[忍者]]である。
199行目:
;裸地雄 枷人(らじお かせっと)
:葛飾署の新人。本名で[[ラジオカセット]]という人物だが、あだ名は「片山くん」とごく普通。
:名前のとおりラジオに詳しい人物で、ラジカセ型のバックなどを所有している。ラジカセのコレクションをしており、部屋中天井までラジカセで埋めつくされている。コレクションしてはいるが、基本的にラジオ放送はパソコンのHDに録画し、[[ICレコーダー]]で聞いている。兄はラジオの[[深夜放送]]好きで、大量に貯まった[[カセットテープ]]を[[VHS]]テープに、パソコンの時代になると[[HD]]に全部ダビングさせられた。その兄にお古のラジカセをもらって嬉しかったことがきっかけで、捨てられている物や友達からもらったりして現在に至る。コレクションの中にはトリプルラジカセやテレビ付きのラテカセなど、珍品を複数所有している。本人曰く、巨大で重い物でも持ち手が付いていて、電池式なら全てラジカセと称している。
:ラジオと同時にさまざまな機種の携帯電話のモックアップ(模型)もコレクションしており、機種が手に入らない物は[[3Dプリンタ]]で型を作成している。
;山田中 武太郎(やまたなか たけたろう)
309行目:
:交通課勤務。152-8に登場。[[テレビドラマ]]が好きで、[[ビデオテープ]]8000本も撮り貯めしていた。テープのほかに領収書や使い終わったチケットなどを全て取っているなど、物が捨てられない警官。そのため、住んでいる家が傾いているが、両津の努力で家が何とか軽くなった。
;悪魔田 死神(あくまだ しにがみ)
:88-7に登場。葛飾署結婚したくない男第2位だったが、両津が結婚したい男第1位になった時(これは婦警が両津を利用するため第1位になるよう仕組んだ結果)に繰り上がって結婚したくない男第1位になったブ男。
;模手内 正男(もてない まさお)
:108-2に登場。地域課所属。元はジャガイモ顔のブ男だったが、[[美容整形]]で美形にした。顔のほとんどを300万円ほど使って変えたため、面影がまったくなくなってしまい、表情も少ない。名前の通り女性にはもてない。その後、何人か彼女を作るも、もてなかった時代が長いため、デートの仕方が分からず、振られ続けた。そして、立石署の目太門比科忠(めたもんぴかちゅう)の医院でワイルドな顔にするも、チーマーに喧嘩を売られコテンパンにやられ、また振られる。麗子のアドバイスで優しいところに個性があると言われて優しい顔にする。おかげで彼女ができたが実はその彼女も整形美人で、お互い整形を告白しあい昔の写真を見せると互いに昔の顔の方が好みだったため2人とも目太門のクリニックで元に戻し遠まわしながら晴れて交際し始めた。
362行目:
=== 警視庁 ===
;[[警視総監]]
:声:[[かねこはりい]](2016年TVスペシャルも同様) → [[木内秀信]] → [[平井隆博]]、西山仁(劇場版第2作
:警視庁の最高階級。本名は不明。作中では何度か代替わりしている。原作とアニメ版では容姿が異なり、原作では髭を生やした中年男性であるが、アニメ版では白髪頭の初老の男性となっている。
:アニメ版では、孫の誕生日プレゼントに買った五重塔の模型の製作を部下(本部長、屯田、大原)に極秘任務として作らせたことがあるが、極秘任務としか言っておらず、プレゼントであると言っていなかったため、本部長、屯田、大原から問い詰められる羽目になったこともある。第221話「スーパー老巡査の素晴らしき一日」では自身の先輩にあたる佃の依頼で、彼が派出所勤務を出来るように屯田と大原に依頼している。アニメ版最終回(第344話)「さよなら両さん大作戦」では両津の人並み外れた体力と行動力を見て「両津の本庁への栄転を実施する」と言っていたが、実際は周囲から邪魔者扱いされた腹いせに考えた両津の自作自演による嘘だった。しかし、本人からの証明<ref>両津は真実を話そうとしたが言えなかった。</ref>によって結局は両津の嘘がバレてしまい、その場にいた全員の怒りを買い、総スカンを食らう羽目になった<ref>この時両津は「わしがいられるようになったのに、なんで怒ってるの~!?」と言っていたが、大原は立腹して「そういう問題ではないわー!」と叫んでいた。</ref>。
:劇場版第2作では顔が隠れた状態で登場。
;水戸 光夫(みと みつお)
:警視庁第九方面本部長で、「警視庁の裏警視総監」とも呼ばれている。部下である助山警部補・角田警部補と共に、抜き打ちで各警察署・派出所の視察に来る(変装して、相手の警察官の働きぶりを見るのが趣味)。
378行目:
:本来は1回限りの実験的なキャラクターの予定だったが、初回登場の終盤で、星が[[カルティエ]]の[[ライター]]を無くし、「読者のみんなも見つけて!」と呼びかけたところ、読者から実際にライター(100円ライターに銀紙を巻いただけのもの)を送ってきた少年<ref>この小林義永という少年は、のちに『週刊少年ジャンプ』1986年42号掲載の「彼女が家に来た日」で漫画家としてデビュー、1990年に単行本『瀬戸際少年野球団』([[ジャンプスーパーコミックス]])を出している。</ref> がいるなど反響が大きかったことから再登場を繰り返した。また、2回目の登場では[[ロンジン]]の時計を無くしたため同様の呼びかけをした。60-4によれば雑誌掲載後10年近く経ってもライターを送る読者が後を絶たなかったといい、さすがに「もう送ってこないように」と作中で呼びかけている。その後、突然[[ハゲ]]てしまい(そのため新しいあだ名は「ホシ はげた」になった)、両津たちにマリアの髪の毛をもらってカツラを作ってもらった。
:90-9、両津の目撃談の中での登場を最後に一旦姿を消したが、第120巻あたりからたまに登場することがある。145-6では「タイムカプセルに入って冬眠していた」ことになり、20年ぶりとして登場した。また、第100巻以前のキリのいい巻の表紙で群衆に紛れて描写されることも多く、決まって「こういう時にしか登場しない」という内容の吹き出しが用意されていた(さらに題字などで微妙に隠れることも多い)。途中からネタに使われることが多くなり、『週刊少年ジャンプ』掲載版の最終話でも次号からこち亀レギュラーだと騙され、最後までこの役回りだった。
:服に貼られた[[スクリーントーン]]の説明、コマ枠の破壊や変更、自分以外をコマの外へ押し出すなど、漫画に描かれていることを強く意識している。アニメ版でも[[バンクシステム]]の多用や「理屈より絵面優先」で次々条件設定を変えたり、アニメ監督の[[高松信司]]が実写で割り込んで来るなど実験的な回になっている。<!--
:その後原作で刑事課をクビになり、特殊刑事課に再就職することになる。-->
;長谷川 亜里衣(はせがわ ありい)
512行目:
;+(プラス)
:声:[[竹内順子]]
:スパークの第一子。年齢は9歳。小学生ながら[[コンピューター]]に詳しく、また小学生の友人とゲーム会社「S・E・S(サイバー・エレメンタリー・スクール)」など[[ソフトウェア|ソフト]]会社を既に3つ経営している。しばしば父の開発した製品の[[モニター]]を引き受けており、初登場時も「ハイパーランドセル」のモニターをしていた。「人より機械を信用している」と公言するなど、もともと小学生らしい感情を持っていなかったが、檸檬に一目惚れしてからは、感情を顔に出すことが多くなった。なお、檸檬とは友達として付き合っているが、擬宝珠家に盗聴器を仕掛けたり、檸檬の目的地に先回りするなど檸檬に迷惑されている。冷静な顔つきで話し方や行動はとても大人びているが、檸檬の前になると途端に気弱になる。一方で檸檬の前で[[高所恐怖症]]であることを隠すなどのヤセ我慢をすることも多い。[[超こち亀]]』の描き下ろし漫画では30周年を笑顔で祝っている。
:私立電子学校小学科理工学部在籍。学校の生徒は+同様のハイパー小学生の集団で最新技術を開発したパテント料で学校を切りまわしている。
:アニメ版では父親と一緒に遊園地を回っていた際、ライバル企業の刺客に人質にされてしまう。だが防犯グッズを上手く使うという機転で逃げ出し、刺客たちは両津にやっつけられた。解決後は必死で自分を助けようとしていた父親に笑顔を見せた。
777行目:
:天国警察下界課に勤める魔法使いの老人。両津を懲らしめるために天国からやってきたが、女のような名前を馬鹿にされる。名前の由来は彼の親が今度は女の子が生まれると思っており女の名前しか考えていなかったため、そのまま「理香」となった。そのため「[[素浪人 花山大吉|花山大吉]]」と自ら名乗ることもある。一度、両津を天国に行かせると称して生きたまま地獄送りにしたこともある。原作では、マリアを魔法で女性にしたりもしている。アニメ版では「婦警の水着ショットを1週間以内に100枚撮らないと天罰がある」と両津に「呪いのカメラ」を送りつけて、両津がマリアの水着姿を撮ったところで、雷を両津に落としたこともある。魔法の根源は魔法の杖。一度両津によって折られた際、新しく作るのに1カ月ほどかかった。アニメ版では両津に「天罰ジジイ」と呼ばれている(第295話「ご先祖様こんにちは」のみ「花山」と呼ばれていた)。162-2で再登場したが、「昔よく出た魔法使い」と紹介され、名前すら記載されなかったが、末期もたびたび登場している。両津のエロ本を読むなど、かなりのスケベである。基本的に偉そうな人物だが仕事面ではへこへこしていることを、両津に突っ込まれた。「パパやママには内緒だよ」と言ってお小遣いを渡すなど、孫娘の小梅をとてもかわいがっており、両津からは「出演するたびにどんどん人間臭くなってくる」と言われている。アニメ版初登場の際、魔法で子供に戻した両津にナメられ、魔法で両津を小さくした後にズボンを脱いでおしりペンペンするようなお下劣な描写や、原作では常に両津に勝つ花山だが、小さくなった両津の前で自分も小さい状態で現れた時に、魔法で両津を元に戻す際に杖を奪われ元に戻った両津に踏み潰されそうになる描写など、原作では基本的に見られないような描写が見られた。
:いつも両津に魔法でお仕置きをするものの、下界に来たときに東京見物に来たら三つの願いを叶えさせるという、懐の深い面も見せている。
:劇場版第1作『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE]]』では、孫の小梅と共に渋谷に訪れており、ミサイルに乗っている両津のニュースを渋谷の大画面テレビで見ていた。
;花山 小梅(はなやま こうめ)
:声:[[生駒治美]]
:花山理香の孫娘。理香のことを「おじいちゃま」と呼ぶ。年齢は16歳。天国の学校では魔法を習い、魔法の杖なしでタイムスリップや瞬間移動の能力が使える。登場時は忍者のような格好をしていた。口うるさい祖父と天国での生活が嫌になり、下界に両津を頼って家出をしたことがある。性格は今時の女子高生のような感じである。結構、口が軽いほうなので理香の秘密を両津に聞かれて、簡単にしゃべってしまうなど、軽い面もある。両津を慕っており、祖父の理香が自分の弱みを握って脅迫した両津をお仕置きのために地獄に置き去りにした時に、小梅は泣いて両津を連れ戻すように懇願した(理香はそれにより両津を連れ戻そうとした)。劇場版第1作『こち亀THE MOVIE』では祖父と一緒に渋谷に来ていた。
;素本(すっぽん)
:天国警察下界課に勤める職員。仕事に不手際が多く花山から怒られているが、それを「下界の人間が几帳面すぎるから悪い」と人間が怠惰になる特殊弾を撃ち込んで逆矯正しようとした。その後も開発したアイテムなどを下界に落として騒ぎを起こしている
:アニメ版では肥後、寺門、上島という3人が花山の部下として登場しており、名前と外見はお笑いトリオの[[ダチョウ倶楽部]]がモデルとなっている。
;フータロー
:演:[[田中邦衛]](1977年実写映画版)
846行目:
:1-1の1コマ目から登場した人物。従って両津等より『こち亀』のキャラクターとして先に登場した最初の存在でもある。名前は不明。田舎(セリフ改訂前は[[新潟]])から出てきて、「友倒れ工業株式小会社」という会社を探しているらしいが、毎回両津に追い出される。
:第28巻では、両津にケーキを持っていった。第30巻以降はしばらく登場しなくなったが、90-6で再登場している。また、155-1の「復活を希望するキャラクター大大発表会!!の巻」では、復活キャラクターの第17位として彼が登場した。
:アニメ版での登場はなかったものの、劇場[[アニメーション映画]]版『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!]]』にて公園前派出所の代行をしていたボルボ、左近寺の前に道を尋ねたが、二人の風貌の悪さにビビり逃げていった。
;トントン
:派出所の入口にいるぬいぐるみ。名前札がついていた(第54巻)。
856行目:
:『こち亀』世界の神で、[[東大寺盧舎那仏像|奈良の大仏]]のような容姿。原作での初登場時には腕時計や指輪、首輪をつけ着飾っている。花山理香によると、地球だけではなく全宇宙の神らしい。原作では花山が登場した後に登場したが、アニメ版では花山が登場する前だったので、こち亀世界の天国の存在が触れられておらず、ニワトリにされた両津は麗子の「ひょっとしたら罰が当たったんじゃない?」という発言で空を飛んで天国に行った。そのためアニメでは花山と関わりがない。
:日頃の生活態度を改めさせるため、両津をニワトリの姿に変えた。両津と花山が、改心したので元の姿に戻してくださいと土下座し頼み、元の姿に戻してもらったが、両津は逆恨みをし、地獄にいる閻魔大王と悪魔を引き連れ神のいる楽園を襲撃、神は禿げていて、カツラを着用しているという弱みを両津に握られてしまう(57-7〈アニメでは両津自身が神に暴言をいったため、両津をウンコバエの姿に変え、それでも両津は懲りなかったためか神は両津に「貴様のような神をも恐れぬ者は地獄に直行じゃ〜!」と言いながら両津を地獄に突き落とした〉)。
:その後、町内会で大仏を作ることになった際、両津に「来なければカツラ着用や女神(ビーナス)との交際を触れ回る」と脅され大仏作りに協力することになったが、両津の性格に腹を立てて両津の悪意を体内から取り出した(アニメでは大原、麗子、中川に「神がカツラを着用していること」を言いふらそうとしていたため、両津を気絶させ、両津の邪心を体内から取り出す)。当初、神は両津の良心を出して悪意と対決させるつもりだったが両津には良心が存在せず、巨大化した両津の悪意である'''金欲マン'''と直接戦う羽目になった。最終的に大原大次郎の協力を得て勝利したものの、大仏作りが遅れたため、開眼供養は神が大仏になりすますことで切り抜けた(58-10〈アニメ版では、宇宙に飛ばされた金欲マンは太陽系外の惑星で迷惑をかけている〉)。それ以来まったく登場していなかった(第80巻の巻頭に登場している)が、連載30周年記念の回でチャーリー小林と御所河原と一緒に登場した。最終回が掲載された『週刊少年ジャンプ』2016年42号の最後のページでこち亀キャラクターが集う中で登場している。この最終回はジャンプ掲載版とコミックス版で別のオチであるため、コミックス版には神の登場シーンは掲載されておらず、コミックス版に限れば神の再登場率は0%になった
;閻魔大王
:声:小村哲生
865行目:
:地上の文化に詳しいようで、ベンツに乗っていたり、コント・ラッキー7([[ポール牧]]と[[関武志]]のお笑いコンビ)のことを知っていたりする。
:カメダスでは彼の再登場率は0%と記載されており、作者曰く「悪人が多くて忙しいから」というのが理由であり、57-7「神をも恐れぬ男の巻」から長期にわたって登場していなかったが、最終回が掲載された『週刊少年ジャンプ』2016年42号の最後のページでこち亀キャラクターが集う中で登場している。ただし、この最終回はジャンプ掲載版とコミックス版で別のオチであるため、コミックス版には閻魔の登場シーンは掲載されておらず、コミックス版に限れば閻魔の再登場率は0%になった。
:テレビスペシャル『THE FINAL 両津勘吉 最後の日』で、死亡した両津を地獄に受け入れることを拒否した。
;羽生 土地郎(はにゅう とちろう)
:声:深貝大輔
:通称インチキ不動産屋。寺井が家探しをする際いつも現れる不動産屋の社員。だが紹介するほとんどの物件はインチキなものである(全てがベニヤ板で作られている物件や、建坪が15坪しかなくて細長い二等辺三角形型の物件、冬だけ使用可能な沼そのままの土地など。稀にまともなマンション物件もある)。しかし寺井は彼の顔を忘れるため、何度も騙される(両津はしっかり覚えているため契約前に妨害されることが多い)。不動産会社はかなりの規模のようで、海外にも進出していて麻里愛の父の麻里晩がカナダで騙されたことがあったり、税金対策のトンネル会社として中古車屋などを経営していて、そこに出向していた羽生が、たまたま中古車を探しに来た寺井に事故車を事故のことを隠して売ろうとしていた(両津にすぐ看破された)。アニメでは、登場するたびにインチキをしていることを両津につけ込まれ、「要求に従わなければ世間にインチキをバラす」と両津に脅迫され無理な取引きを強いられており<ref>アニメ第70話「バカンスは激しいのがお好き!?」では逆に両津が行った無理な取引きを羽生にバラされたこともある。羽生は無理な取り引きの仕返しとして満潮になると海に半分以上沈む離島に両津と本田を宿泊させるように仕向けたことで、両津の復讐の発端となる。</ref>、 アニメ第104話「変身!部長 の新車」では羽生の愛車の[[フォルクスワーゲン・タイプ1|ビートル]]を半額で売らされたうえに紹介料を1割取られた。下の名前はアニメのみの設定。16-9「ああ!マイホームの巻」に初登場してから数年に1度の割合で出ている。モデルは[[コメディアン]]の[[トニー谷]]。
;滝 城太郎(たき じょうたろう)
:声:[[津嘉山正種]]
880行目:
:壁をダッシュで上って三角飛びの要領でジャンプしたりなど、そうとうな運動能力を持っている模様。脅しのテクニックにも長けており、カラの灯油缶を人垣の前に置き、「どけコラァ!」と叫びながら蹴り倒すことで人垣を割ったりしていた。
:両津の出した店と幾度も衝突することになり、中川の資金力で品揃えを変え続ける両津に対して、金五は知恵を絞って互角に渡り合い続け、最終的に両津側が自滅することで勝利している(しかし勝利を喜ぶわけでなく、自滅して悲惨な末路を迎えた両津側を哀れみ、同情している模様)。
:金五という名前はアニメオリジナルの設定で、原作では「兄貴」としか呼ばれておらず本名は不明。
:テキ屋自体は弟分の銀八が営んでいるらしく、制服姿で商売をしている。兄貴は飽くまで裏方で普段は競馬の予想をしている模様。
:基本的に金五を尊敬しているが、どちらかというとヤクザの面に惹かれているようで、非常時の際にも客に対しての誠実さを優先する主義にはややあきれている様子。
989行目:
:中川が駆る車のテクニックで狭い道へと追いやられ、本田と一騎討ちを繰り広げて敗北。本田に逮捕されることとなった。
:執念の賜物か、バイクの改造技術はプロ顔負けのもので、白バイそっくりに作りかえられていた。再び白バイ警官に復帰した本田だが、その姿は両津から見て「トヨミとあまり変わらない」という。
:アニメ版では同盟関係である暴走族「死愚魔(シグマ)」と共に暴走行為をしていた所を両津と本田に成敗された。その事を逆恨みし、「死愚魔」のリーダーが両津、トヨミが本田に変装して暴走行為をし、両津達の評判を落とそうとした。本物の両津達に追われる羽目になり、最終的には木に引っ掛かった状態で敗北した。
;青木 / 豆田(アニメ版)
:声:[[鶴岡聡]]
1,050行目:
:声:[[岡本麻弥]](第1話-第90話)→[[三浦理恵子]](第93話 - )
:かつしか署(原作の新葛飾署)交通課に勤務。東北地方の田舎出身の田舎娘(一度だけ神奈川県出身と明記されたこともある)<ref name="アニメ版第67話「追跡名犬リョーツ」">アニメ版第67話「追跡名犬リョーツ」</ref>。推定年齢は22歳。誕生日は[[2月21日]]。身長163cm、体重48kg。血液型はA型。スリーサイズは83(Cカップ)・58・88。髪型は少々紫がかった黒髪のショートカット。趣味はサッカー観戦。
:原作の早乙女リカと同等の役回りで両津を毛嫌いし対立する婦警達のリーダー的存在であり、毎回両津と言い争いを繰り広げるが、普通に会話する描写も時折見られる。階級が上の両津を呼び捨てで呼び、タメ口で話す等、両津と対等に接する。両津と小町がもめ合う際は、必ず小町が先手を打つ。両津に劣らないほどの負けず嫌いな性格で、コンビの奈緒子ですらついていけない時もある程である<ref>第215話「一億円争奪!巨大アスレチック」での巨大卓球対決やTVSP第10弾「湯けむりポロリ 2001年京都の旅」での野球拳や第242話「街角サッカー2002」でのサッカー対決では両津の卑怯な戦術で負けたこともある。</ref>。両津との対立は多いように見られるが、第217話「さよなら両さん」では両津がクビになると聞いて心配したり、両津を巻き添えにして夜空に爆発したミサイルを見て「粋なことするわね」と褒めたり、TVSP第16弾「爆走列車!網走発東京行き!両津VS拳法バァさん!」では柏木警部が両津の救出方法を考えずに提案した爆弾処理作戦に対して反対したり、第255話「水着写真をゲットせよ!」では婦警の水着写真を100枚とらないと一生不幸になるという呪いが本当だとわかると水着写真の撮影に協力する(このときは小町だけでなく他の婦警も協力している)、[[こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!|劇場版第2作]]の終盤では両津が無事帰還した際に奈緒子とともに抱き合って喜ぶ、両津の自作自演による嘘ではあるが、両津が本庁に栄転する時に泣き、両津の送別会の時に記念品を渡し、万歳三唱をするなど、根っから両津を嫌っている様子はないようであり、いわば喧嘩するほど仲がいいともいえる関係である。
:金のためなら手段を選ばないなど両津と共通点も多く、第337話「ダンス・ダンス・ダンス」では賞金1000万のためにダンス大会に出るときも「他の全てに目をつむって、お金のためだけにペア<ref>小町は当初、中川とペアを組もうとしていたが、麗子と組むと予想したため断念した。</ref>を組みましょ」と左近寺を誘っている<ref>左近司は両津から「こんな言われ方で喜ぶな」と突っ込まれた。</ref>。
:第317話「女だらけの派出所」では事件現場に取り残された子供を助けるためにマンションから宙吊りになって救出したり、第158話「決戦! 大自然ゴルフ」では署の大自然ゴルフ大会でボールが暴力団事務所に入った時には変質者の格好をして事務所に飛び込み、暴力団員が呆然としているうちにボールを取り返す(原作では本田の役だった)などその度胸と行動力は群を抜いている。また、第51話「オバケでまる儲け!」ではミニパトでコンビニに突っ込んだり<ref>実際はお化け大会に向かってる途中の中川のフェラーリに乗ってお化けの仮装をしていた両津が脅かしたのが原因である。</ref>、両津に負けず劣らずの破天荒さを見せることもある。いざとなれば、両津と組み犯人を逮捕したり、二人三脚で優勝している(だが、その時は2人の足をつける機械が走っている最中に壊れてそのままゴールした後、足を結んでいなかったとみなされ、失格になっている)<ref>第285話「両津と小町がゴールイン?」。</ref>。また、両津の行動に自ら協力するときもあり、店のHPを作りたいという纏にパソコンに詳しい両津を紹介している。その他、手先の器用さや料理のうまさについても認めており、両津のことを「もし女だったらいいお嫁さんになってる」「問題は見た目だけ」と評している。なお、両津のことは当初は知らなかったようであり、第1話の冒頭で奈緒子の説明によって初めてその存在を知った描写がある<ref>ただし第198話「悲惨さんざん誕生日」では、両津の回想シーンで両津が両津の誕生日に「あいつら(小町と奈緒子)が署に来た」と言って両津のことを知っていたことから矛盾が見られる。</ref>。
1,070行目:
:声:[[三橋加奈子]]
:小町の同僚にして相棒。実家は[[神奈川県]][[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]][[関内駅]]周辺にある(広島県出身とも明記もあり)。誕生日は8月6日、身長162cm、体重47kg。血液型はO型。髪型は癖のある[[ポニーテール]]で茶髪。趣味はスノーボード<ref name="アニメ版第67話「追跡名犬リョーツ」"/>。
:両津を毛嫌いし対立する婦警の1人で小町とコンビで登場する。初期はよく小町と一緒に両津をバカにしていた。小町と同様に、階級が上の両津を呼び捨てで呼び、タメ口で話す等、両津と対等に接する
:小町が単独でも活躍する話が増えていったのに対し、奈緒子が単独での中心の話は第310話「奈緒子の意外な一日」のみであり、その時には高校生の弟・守(声:[[藤田大助 (声優)|藤田大助]])が登場した。
:直情・熱血な小町より幾分冷静かつマイペースで、彼女のブレーキ役である。小町の寝癖頭をみじめだと言った両津にあっさり賛同するなど、思ったことは素直に口にする。また、不良少年グループに囲まれた際両津と本田に助けられて礼を言うも、後日彼らの女装姿を新聞に載せるなど、利益と恩義はハッキリと分ける性格。小町と同じく、根っから両津を嫌っている様子はないようである<ref>実際第86話「両津死す! ナニィ!」では両津が幽体離脱した時、葬儀の席でハンカチで涙を拭いていたり、劇場版第2作では両津が巨大UFOに立ち向かう両津のことを心配して止めようとしていた。</ref>。チャリティバザー対決で両津に敵愾心を燃やす小町に「もうほっとこうよ」といさめるなど小町よりも両津に対する対抗心は薄いようである(両津も奈緒子に対してはあくまで小町とのコンビとして対抗しているのであり、小町とは違い奈緒子個人に対しての対抗心はあまりない<ref>ただしTVSP第21弾「走れ! 両津式チンチン電車〜思い出の大次郎号」では両津にミニパトとチンチン電車と比べられた時は、小町と共に競争して対抗した事もあり、その結果小町と共に災難に巻き込まれてしまった。</ref>)。小町と両津を実はお似合いだと思っているらしく、TVSP第7弾「両さん、アメリカへ行く」では見合い相手を自慢する小町に対して「相手は両津勘吉ね!」と言ったり<ref>その後、小町にコブラツイストを食らった。</ref>、第120話「思い過ごしも恋の内」では小町と両津の結婚騒動の時にはノリノリで二人の結婚特集の青信号号外を発行していた。美女一本釣りでは高得点の美女と判定されており、50点に満たなかった小町よりかなり上の70点であった。胸が小さく、いつもパットを入れている(小町曰く3個)<ref>第86話「両津死す! ナニィ!?」</ref>。
:小町と同じく両津と対立することが多いが他の派出所署員との関係は良好であり、特に麗子には困ったことがあったら相談したり、小町と3人で旅行に行くなど良好な先輩後輩関係である。
:小町と同様、アニメ版第317話「女だらけの派出所」から以降は出番が減っていった。
1,082行目:
;婦警
:声:[[竹内順子]]、[[松本美和]]、[[並木のり子]]、[[鮭延未可]]など
:小町や奈緒子と同僚の婦警。髪型が黄土色のショートカット、茶色がかったショートヘアー('''丸山丸子''')、茶髪のショートヘアーでメガネをかけた婦警の3人は出演頻度が多く、準レギュラー的な存在であるためこの項に挙げる。出演する際は小町や奈緒子ととも描かれることも多く、また葛飾ラプソディーのOP映像にも書かれている。3人セットでの出演が多いが、両津と小町がゴールインのみ黄土色のショートカット、茶髪のショートヘアーでメガネをかけた婦警の2人のみの出演だった。小町・奈緒子と同様に、階級が上の両津を呼び捨てで呼び、タメ口で話す等、両津と対等に接する
;剣寄茂 強(けんよりも つよし)
:声:[[俵木藤汰]]
1,384行目:
 
== 実在人物 ==
この項には、漫画の中にキャラクターとして登場した人物を記す。
;[[秋本治]]
:声:竹本英史
1,419行目:
=== アニメ版 ===
;[[高松信司]]
:本作の演出・監督。アニメタッチで描かれているわけでなく、サブ画面で実写での登場。第100話「俺が主役だ!星逃田」終盤で自身の出番を失った星に訴えられた際に「放送時間がだいぶ押したため、(星の)犯人逮捕のシーンをカットしました」と言い返す。しばらくして第245話「両さんの長い一日」のおまけ「帰ってきたハードボイルド刑事!」にて再登場を果たしたものの短時間で終了した際、再び呼び寄せられたが今回は「放送時間が余ったため、時間調整のために来てもらった」と返す。なお、このシーンは以前放送されたものの流用で、彼のサブ画面での登場も1998年当時の姿である。
;[[清原和博]]
:声:松野太紀
1,448行目:
:TVSP第6弾「両津の野望!タイムスリップ戦国伝」に登場。実在した戦国武将。非常に短気で、日吉丸が踏んでいた草履が温かかった(尻に敷いていた)だけですぐ打ち首をしようとするなど、現代に伝わる人物像をわりと忠実に再現している。本能寺の自室にて酒を飲んでいた際かなり酔っており、[[本能寺の変]]が歴史通りにいかなかったために彼の部屋に来てしまった両津を、当時毛利攻略に派遣しているはずの秀吉だと勘違いして打ち首を狙うが、両津の呪文によって[[白亜紀]]の時代へ飛ばされてしまい、後に花山の天罰でその時代にやってきた両津たちとティラノザウルスに追いかけ回される。
;[[今川義元]]
:実在した戦国武将。アニメスペシャル「両津の野望!タイムスリップ戦国伝」に登場。秀吉が弱気になっていたため本来は信長が勝つはずだった桶狭間の戦いに勝利し天下を取る。しかし、本田のバイク(白バイ)に乗った秀吉(両津)・本田によって倒される。
;[[明智光秀]]
:実在した戦国武将。作中ではバイク非搭乗時の本田のように気弱な性格であり、本能寺の変では、主君信長を討伐するか否かで迷っており、それが原因で秀吉が天下を取ることができなかった。しかし、本能寺の中で起こっていた騒動によって本能寺が燃えてしまったため「これは僕たちがやったことにしよう!」などと提案。家臣は「お好きなように…」とあきれていた。
1,472行目:
:龍馬と同じく第295話「ご先祖様こんにちは」で登場。両津が曾祖父・ため吉のために花山に頼んで呼んでもらった。勝と西郷、伊藤と井伊は現代の日本の姿を見て感心していた。
;[[北村総一朗]]・[[斉藤暁]]・[[小野武彦]]
:[[踊る大捜査線|湾岸署]]の[[スリーアミーゴス (踊る大捜査線)|スリーアミーゴス]]として公園前派出所を視察に来た。[[東京湾岸警察署|湾岸署]]自体もアニメスペシャル中で名称のみ登場する。
;[[谷亮子|田村亮子]]、[[テツandトモ]]
:エンディングテーマを歌うことになり挨拶という形で登場。