「酒井正三郎」の版間の差分

[[岐阜市]]出身。のち[[家督相続]]により名を'''正兵衛'''と改めたため、正三郎は[[ペンネーム|筆名]]。岐阜中学（現[[岐阜県立岐阜高等学校]]）、[[東京商科大学]]（現[[一橋大学]]）[[予科]]を経て、1924年同大[[本科]]卒。[[左右田喜一郎]]に師事<ref name="sin">[http://akt51naka44.html.xdomain.jp/bouyou/tenki/tenki-sato121226.html 「酒井正兵衛（正三郎）先生を偲ぶ　2012年12月26日佐藤治」] 望洋会</ref>。1942年「国民経済ノ構造変動ノ本質並ニ原因ニ関スル研究」により同大[[経済学博士]]<ref>東京商科大学 , 経済学博士 , [報告番号不明] , 1942-09-16</ref>。

1922年、指導教官左右田主催の横浜社会問題研究所主任研究員。1925年[[名古屋高等商業学校]]（現[[名古屋大学経済学部]]）講師。28年教授。同僚の[[赤松要]]や[[宮田喜代蔵]]とともに産業調査分析にあたった。39年、赤松の後任として第2代産業調査室（現名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター）所長。49年第5代名古屋高等商業学校校長兼初代名古屋大学法経学部長。1950年初代名古屋大学経済学部長、[[日本学術会議]]会員<ref name="sin"/><ref>[https://kotobank.jp/word/%E9%85%92%E4%BA%95+%E6%AD%A3%E5%85%B5%E8%A1%9B-1645546 「酒井 正兵衛」] 20世紀日本人名事典</ref><ref name="sin"/>。1956年から1981年まで[[中部都市学会]]初代会長<ref>[http://www.isc.chubu.ac.jp/chubu-toshigakkai/gaiyou.html 中部都市学会の歴史と現状] 中部都市学会</ref>。

1964年名古屋大定年退官。後任には教え子の[[建元正弘]]（[[大阪大学]]名誉教授）や[[碓氷尊]]（元[[慶応義塾大学]]教授）を考えていたが叶わず、友人[[中山伊知郎]]門下の[[藤井隆 (経済学者)|藤井隆]]が後任教授となった。退官後は、[[南山大学]]教授や[[愛知学院大学]]教授を務めた。1974年から1981年まで[[経済社会学会]]会長。[[日本国有鉄道]][[観察使]]、地域問題研究所代表等も歴任。1981年死去。[[従三位]][[勲二等瑞宝章]]。弔辞は酒井が学位論文審査を行った[[大来佐武郎]]（元[[外務大臣]]）が読んだ<ref name="sin"/><ref>[http://nua.jimu.nagoya-u.ac.jp/meidaishi/PDF/meidaishi000.pdf 「⑪名高商栴檀(センタン)と樟(クスノキ)」] ちょっと名大史　名古屋大学大学文書資料室</ref><ref>[http://www15.plala.or.jp/oasis-toshi/gaiyou.html 「中部都市学会の歴史と現状」] 中部都市学会</ref><ref>[http://www.waseda.jp/assoc-soes/advisory 歴代会長・顧問・名誉会員] 経済社会学会</ref>。

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