「4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」の版間の差分

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=== ピアノ協奏曲版の録音、および「ピアノ協奏曲原曲」説について ===
{{External media
| width = 250px
| topic = ピアノ協奏曲版
| audio1 = [https://www.youtube.com/watch?v=yhX3WFwZWLg 第1楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=IupXk4CSdJU 第2楽章]・[https://www.youtube.com/watch?v=qlO362A6yok 第3楽章]<br />[[アントン・クエルティ]](ピアノ)、[[:en:Mario Bernardi|マリオ・ベルナルディ]]指揮[[:en:CBC Radio Orchestra|CBC放送管弦楽団]]による演奏。[[ナクソス (レコードレーベル)|ナクソス・オブ・アメリカ]]提供のYouTubeアートトラック。}}
独奏楽器をホルン4本から[[ピアノ]]に置き換えたピアノ協奏曲版の譜面がシューマン自身によって作られており、シューマンの生前に出版もされている<ref>''The American Record Guide'', Vol.48, 1985.</ref>。ピアノ協奏曲版の録音としては以下のものがある。
* [[ペーター・フランクル]]独奏、[[ジョン・ネルソン (指揮者)|ジョン・ネルソン]]指揮[[シンシナティ交響楽団]]、1980年録音<!--(ライブ)--><!-- 録音と同時期にシンシナティ交響楽団の定期演奏会でこの曲を演奏しているが、このレコードはライブ録音ではない模様 -->
* ベネデット・ルーポ({{it|Benedetto Lupo}})独奏、[[ペーター・マーク]]指揮[[スイス・イタリアーナ管弦楽団]]、1998年録音
* [[:en:Anton Kuerti|アントン・クエルティ]]独奏、[[:en:Mario Bernardi|マリオ・ベルナルディ]]指揮[[:en:CBC Radio Orchestra|CBC放送管弦楽団]]、2001年録音
* [[:de:Paolo Bordoni|パオロ・ボルドーニ]]独奏、[[:en:Mario Venzago|マリオ・ヴェンツァーゴ]]指揮[[バーゼル交響楽団]]、2002年録音
* [[:en:Lev Vinocour|レフ・ヴィノクール]]独奏、[[ヨハネス・ヴィルトナー]]指揮[[ウィーン放送交響楽団]]、2009年録音
* [[ゲルハルト・オピッツ]]独奏、[[:de:Marc Andreae|マルク・アンドレーエ]]指揮[[バンベルク交響楽団]]、2010年録音
* [[:deen:Matthias Kirschnereit|マティアス・キルシュネライト]]独奏、[[ヤン・ヴィレム・デ・フリーント]]指揮[[ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団]]、2018年録音
上記のうちベネデット・ルーポ独奏のCDの解説書には、通常用いられるホルン4本の版よりもピアノ協奏曲版の方が先に作られたという説が述べられている。ただしこの主張についての詳細な解説や出典はない。「本来ピアノ協奏曲として書かれた」という説は一般にも時折語られるが、ほとんどこのCDから派生した情報であり、それ以外の情報源は現在のところ公になっていない。シューマンはこのほか、自身のチェロ協奏曲へヴァイオリンでも演奏可能な版<ref>{{Cite web |url = https://web.archive.org/web/20191014190520/https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDA67847|title = Robert Schumann (1810-1856) Violin Concertos |publisher = www.hyperion-records.co.uk |date = |accessdate = 2019-10-15}}</ref>を作成しており、改作を躊躇しなかった。