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『博物記』によると、祖父は名士としての血統と容姿の美しさを理由に、[[劉表]]に気に入られ娘婿となった人物である。また父は劉表の外孫で、[[王粲]]の子が刑死し彼の家系が断絶した後、その一万巻の蔵書を受け継いだ人物である。
 
王弼は幼少の頃から賢く聡明で、十数歳で『[[老子]]』を好み明晰かつ雄弁に語った。若くして[[傅カ|傅嘏]]・裴徽・何晏に高く評価され、鍾会と並び評された。
 
[[正始 (魏)|正始]]年間前期、黄門侍郎の官が連続で欠員となったので、何晏は[[賈充]]・[[裴秀]]・朱整を起用し、王弼の起用も審議させた。しかし、丁謐が王黎を[[曹爽]]に推薦したので、曹爽は王黎を起用した。このため王弼は[[尚書省|尚書]]郎に任命された。任命を受けた王弼は、曹爽にお人ばらいを願い出たため、曹爽も何か重要な要件があるのかと思い、側近を下がらせた。しかし王弼は[[道家]]の理論を語り合うだけで、他のことには全く触れなかった。このため曹爽は彼を軽蔑した。