「ホテイアオイ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Akimintmin (会話 | 投稿記録)
→‎外来種問題: 誤字修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
69行目:
[[File:Water Hyacinth choking the Haldia Municipality Pool at South Bengal.jpg|thumb|西ベンガル州[[ハルディア]]市営プール(公的貯水池)にはびこるウォーターヒヤシンス]]
 
この植物の大繁殖によってインドの西ベンガル州の漁業は大打撃を受けた(1950年代に推計45,000トン)<ref>{{harvp|Gopal1987}}, {{harvnb|Terry|1996|p=64}}に拠る;</ref>。そのためベンガル地方では「(美しき)青い悪魔」と恐れられ{{sfn|Vietmeyer|1975|p=67}}{{sfn|Monsod|1979|pp=4, 30}}、インドの他所では「ベンガルの{{読み仮名|恐怖|テロル}}」と忌み嫌われた{{sfn|Monsod|1979|p=30}}。バングラデッシュでは世界第二次大戦の始めにドイツが意図的に移植させたという俗信から「{{読み仮名|ドイツの雑草|ジャーマンウィード}}」と呼ばれ、スリランカでは逆に日本軍の[[軍機]]を危険な着地に誘い込むため英国が植えたという事で「日本のトラブル」と呼ばれた{{sfn|Monsod|1979|p=30}}{{sfn|Vietmeyer|1975|p=67}}。南アフリカや南米の一部での異名は「フロリダの悪魔」である{{sfn|Monsod|1979|p=30}}{{sfn|Vietmeyer|1975|p=67}}。
 
冬季に大量に生じる枯死植物体も、腐敗して環境に悪影響を与える。さらに、水面を覆い尽くすことから、在来の水草を競争で排除する事態や水生動物への影響も懸念される<ref name="多紀2008"/>。また、[[アレロパシー]]も有する<ref name="侵入DB"/>。