「聖ヒエロニムスの最後の聖体拝領 (ボッティチェッリ)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 情報の修正
18行目:
『'''聖ヒエロニムスの最後の聖体拝領'''』(せいヒエロニムスのさいごのせいたいはいりょう、伊:Comunione di san Girolamo)は、1494年から1495年頃に制作された、[[ルネサンス期のイタリア絵画|イタリア]]の[[ルネサンス期のイタリア絵画|ルネサンス]]期の巨匠[[サンドロ・ボッティチェッリ]]による絵画である。現在、[[ニューヨーク]]の[[メトロポリタン美術館]]に所蔵されている。
 
小さな本作は、[[エウセビオス|聖エウセビウス]]による三つの外典中の手紙のいずれかに触発されたものである。[[ヒエロニムス|聖ヒエロニムス]]は死ぬ前に、聖エウセビウス自身から最後の[[聖体拝領]]を受けた。通常、聖ヒエロニムスは書斎の中に描かれ、この場面で描かれるのは非常にまれである。本作は制作された時期の、[[フィレンツェ]]での[[ジロラモ・サヴォナローラ]]の説教に関連している。一部の学者によって裕福な商人フランチェスコ・デル・プッリエーゼとして特定された作品の依頼者は、実際には[[フェラーラ]]出身のサヴォナローラの追随者であったのだろう<ref>{{Cite web|url=http://www.artonline.it/opera.asp?IDOpera=265|title=Archived copy|accessdate=2007-06-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20070928001051/http://www.artonline.it/opera.asp?IDOpera=265|archivedate=2007-09-28}}</ref>。
 
本作と同じ主題は、[[ボローニャ]]の[[バロック]]画家[[アゴスティーノ・カラッチ]]が現在のボローニャ国立絵画館にある作品で、また同じくバロックの画家[[ドメニキーノ]]が[[バチカン美術館|ヴァチカン美術館]]の絵画館にある作品で描いている。
41行目:
{{Normdaten}}
{{サンドロ・ボッティチェッリ}}
 
{{DEFAULTSORT:せいひえろにむすのさいこのせいたいはいりよう}}
[[Category:サンドロ・ボッティチェリの作品]]
47 ⟶ 48行目:
[[Category:ルネサンス絵画]]
[[Category:15世紀の絵画]]
[[Category:ヒエロニムス]]