「赤化統一」の版間の差分
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しかし、[[金大中]]政権が北朝鮮との融和によって統一を目指そうとする「[[太陽政策]]」を打ち出してから事情が変わってきた。金大中が[[ノーベル平和賞]]を受賞するきっかけとなった分断朝鮮史上初の[[南北首脳会談]]では、日本円にして約400億円もの資金が韓国から北朝鮮に渡り、以後も韓国政府が北朝鮮に何らかの要求がある場合は大抵資金や物資の援助を行うようになった。これは[[盧武鉉]]政権後さらに顕著になってきていて、盧武鉉自身も[[2006年]]5月に「北朝鮮に多くの譲歩をしたい」と発言し、これまで以上に北朝鮮への援助を行うことを宣言している。
韓国民の間でも親北感情が若い世代を中心に高まっており、2006年4月に[[国家報勲処]]（韓国国務総理室傘下にある[[愛国心]]鼓舞を主任務とする政府組織）が韓国の小中学生を対象に[[世論調査]]を行い、周辺国の中でも最も親近感のある国の一位が北朝鮮（26.4%）という結果が出ている（[[アメリカ合衆国|米国]]は二位で17.8%、[[日本]]は三位で13.7%。）。北朝鮮に親近感を持つ一番の理由は「同じ民族だから」ということで、金大中の訪朝以降顕著になった同胞意識を強調する教育が子供のうちから行われている様子がこの世論調査で鮮明になった。また、韓国政府とメディアは一体となって北朝鮮に関する情報を規制していることもあり、韓国では北朝鮮に対する正確な情報が得にくくなってきており、北朝鮮のかなり粗悪な[[人権]]事情をよく知らない国民も多く危険視する声が内外から多く挙がっている。
仮にそのまま南北統一しても旧[[東ドイツ]]の様に北朝鮮が韓国の自由な[[資本主義]]に付いていけず韓国の経済すら破綻するのではと言う危惧の声が挙がっている。とは言え、半世紀以上に渡って単一民族の分断国家状態がすでに異常であり、
[[Category:大韓民国|せきかとういつ]]
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