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白斑と太陽定数について
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'''白斑'''(はくはん)とは、太陽光球面に見られる白い模様。
太陽の縁に近い部分に、もやもやとした白い(明るい)模様として観測される。
[[黒点]]に対して白斑と呼ばれるが、黒点ほどはっきりとした構造ではない<ref name="Nem21" />
周期性も黒点ほど明瞭ではなく、[[太陽活動周期]]を通じてに存在する。
黒点数が増加する太陽活動周期のピークには白斑もまた増加する傾向にある<ref name="Nem21" />。
白斑の増加による太陽光度の増加は黒点の増加による光度の減少を打ち消して余りあるものであり、このことは、黒点数のピークと同じころ[[太陽定数]]の長期変動成分がピークを迎えるという一見すると矛盾した状況をもたらす原因となっている<ref name="Nem21">{{cite arxiv|first=Nina-Elizabet|last=Nèmec|title=Exploring the solar paradigm to explain stellar variability|arxiv=2106.13183|date=2021-06-24|class=astro-ph}}</ref>。
明るく見えるのは、周囲よりも温度が高いためであり、太陽に磁場が存在することの証拠の一つとされている。
 
== 参考文献 ==
{{reflist}}
 
{{太陽}}