「Controller Area Network」の版間の差分

編集の要約なし
m (一行で読みにくいため,二行に分割)
編集の要約なし
'''Controller Area Network''' ('''CAN''') は、[[ビークルバス]]規格の一種で、[[ホスト (ネットワーク)|ホストコンピュータ]]なしで[[マイクロコントローラ]]やデバイスが相互に通信できるように設計されている。耐ノイズ性の強化が考慮された堅牢な規格である。[[メッセージ (コンピュータ)|メッセージ]]ベースの[[通信プロトコル|プロトコル]]であり、元々は、[[自動車]]内部の[[多重化]]電気配線用に設計されたものだが、機器の制御情報の転送用として普及しており、輸送用機械、[[工場]]、[[工作機械]]などのロボット分野においても利用されている。自動車においては、速度、エンジンの回転数、ブレーキの状態、故障診断の情報などの転送に使用されている。
 
データ転送速度は、40mの通信路においては最高で1Mbps程度、500mの通信路においては最高で125kbps程度。実際の運用においては、速いもので500kbps、遅いもので83.3kbpsとなっている。通信速度が上がるほど接続できる機器の数が減るので、高級車などでは速度の異なる複数の通信路をもつのが一般的である
 
なお、デジタルコンテンツなど大量データの転送には、[[Media Oriented Systems Transport|MOST]]または[[IDB-1394]]、車載[[Ethernet]]を用いられことが多い。パワーウィンドウなど転送速度をそれほど要求されないシステムにおいては、[[Local Interconnect Network]] (LIN) と呼ばれるネットワーク通信を用いるのが一般的となっている。また、[[エアバッグ]]や[[シートベルト]]などの乗員保護装置<!--(Supplemental Restraint System)←不要では? -->System)には、低速で信頼性を高めた[[Safe-by-Wire]]という規格が策定されている。しかし、CANを使用しているシステムもあり、現時点{{いつ|date=2014年3月}}ではまだはっきりとした使い分けは定着していない。
 
==歴史==