「ペギー・カーター」の版間の差分

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=== キャラクター像 ===
[[イギリス]]の[[ロンドン]]出身。以前には[[イギリス空軍]]と[[特殊空挺部隊]]、[[秘密情報部]]に勤務し{{efn|秘密情報部時代のコードネームは“'''エージェント13'''”だった<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>。}}<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>、1940年に“'''[[マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧#戦略科学予備軍SSR|戦略科学予備軍SSR]]'''”に入隊。連合軍諜報網の中心的存在となって<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>、秘密結社“'''[[ヒドラ (マーベル・コミック)#MCU版|ヒドラ]]'''”に捕らわれていた科学者の[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#エイブラハム・アースキン|エイブラハム・アースキン]]の救出から<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>、“'''[[マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧#スーパーソルジャー計画|スーパーソルジャー計画]]'''”までを担い、[[第二次世界大戦]]下の世界に身を投じた。
 
冷静沈着で女性差別と受け取れる言動や行動を見せる者には容赦せず、[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#ギルモア・ホッジ|ギルモア・ホッジ]]に「女王陛下」と揶揄された際にはすかさず彼を殴り飛ばし、[[キャプテン・アメリカ#MCU版|スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ]]が[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#プライベート・ロレイン|プライベート・ロレイン]]に唇を奪われた場面を目にした後にスティーブが手にした盾にいきなり銃でテストを行うなど、過激な一面も持つ。
 
スティーブに対しては、異性と話し慣れていない彼を睨みつけることもあったが、出会って間もない頃から強い意志と純朴さを併せ持つ人柄に少しずつ惹かれていき、単なる同僚以上の男性として想い、接するようになった{{efn|スティーブもユニフォームのポーチに彼女が写った新聞の切り抜きを[[キャプテン・アメリカ#方位磁針|方位磁針]]に収めておくなど、彼女を強く意識していた。スティーブはこの彼女の顔写真付きの方位磁針を、現代でも大切に持っている。}}。
 
戦後もSSRのエージェントとして多くのミッションに携わって、SSRが発展した国際平和維持組織“'''[[S.H.I.E.L.D.#MCU版|S.H.I.E.L.D.]]'''”の創設メンバー兼幹部の一員となり{{efn|任務の一つには、[[ヘンリー・ピム#MCU版|ハンク・ピム/アントマン(初代)]]の現場監督もあり<ref name = "ビジュアル19">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=19}}</ref>、さらに[[シャロン・カーター#MCU版|シャロン・カーター]]のスピーチで[[ジョン・F・ケネディ|JFK]]と写真に収まった出来事まであったと言われている。}}、1970年時には当時のS.H.I.E.L.D.の本部だった“[[S.H.I.E.L.D.#キャンプ・リーハイ|キャンプ・リーハイ]]”の長官も務めていた。また、戦後に結婚した彼女の夫は、具体的な素性は不明だが、戦時中にスティーブに救われた兵士の一人と言われており、ほかの近親者には姪孫の[[シャロン・カーター#MCU版|シャロン・カーター]]がいる。
=== 能力 ===
非常に正確な射撃能力と、近接戦法をはじめとする広範囲にわたる様々な戦術も体得し<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>、戦略的手腕と機敏なリーダーシップ・臨機応変さにも優れており<ref name = "ビジュアル18">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=18}}</ref>、任務によっては変装も行う。
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: 愛用のハンドガン。
; [[トンプソン・サブマシンガン#M1928/M1928A1|M1928A1]]
: ヒドラの[[ヒドラ (マーベル・コミック)#本部基地|スイス本部]]で使用。
このほかにもペギーは、[[AN M18]]や[[ガスマスク]]も使用している。
=== 各作品での活躍 ===
==== 映画 ====
; 『[[キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー]]』
: 物語前半の訓練シーンでMCU初登場。新兵たちの訓練の監督から、戦闘の最前線にまで活動する。スーパーソルジャー計画の実験直後にアースキンに致命傷を負わせた[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#ハインツ・クルーガー|ハインツ・クルーガー]]を追撃した際には、優れた射撃の腕前を披露した。
: スティーブとは互いにややぎこちなさがありながらも、ヒドラに囚われた[[バッキー・バーンズ#MCU版|バッキー・バーンズ]]たち“[[マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧#107歩兵連隊|107連隊]]の救出に、自らの「信念」で協力を申し出て[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#ハワード・スターク|ハワード・スターク]]と共にスティーブをヒドラの[[ヒドラ (マーベル・コミック)#兵器工場|兵器工場]]へ送ったり、彼が自分の現状に思い悩んだ時と、アースキンやバッキーを失って落ち込んでいた時には励ましたり、職務の合間にダンスに誘うなど、その仲を深めていった。
: [[スイス]]のヒドラの本部では、“[[マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧#ワルキューレ|ワルキューレ]]”に飛び移ろうとする彼とキスを交わして見送った。制圧した管制室でワルキューレを着水させる決意をしたスティーブと通信し、「土曜にクラブで会いましょう」と約束をしたが、彼が消息不明となったことで叶わなくなった。戦後には、[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#チェスター・フィリップス|チェスター・フィリップス]]から渡されたスティーブの資料を紐解き、強化前でSSRに入隊して間もない頃の彼の写真を取り出し、スティーブへの思いにふける。
; 『[[マーベル・ワンショット#『エージェント・カーター』(2013年)|マーベル・ワンショット エージェント・カーター]]』
: ヒドラとの戦いから1年後を舞台としており、SSRの一員として働きながら謎の組織{{仮リンク|ゾディアック (マーベル・コミック)|en|Zodiac (comics)|label=ゾディアック}}を探りつつ、この時代の[[性差別]]を受ける姿が描かれる。
; 『[[キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー]]』
: 現代を描いた本作ではS.H.I.E.L.D.を既に引退し、年老いた姿で登場。現代でも存命していたが、老衰により認知症を患い、症状はある程度改善しているものの老人ホームで病床に着いている。スティーブは度々面会に訪れ、本心を打ち明けられる数少ない相手として交流している。
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;『[[アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン]]』
: スティーブが[[スカーレット・ウィッチ#MCU版|ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ]]に見せられた幻想の中に、若い頃の姿で登場し、彼をダンスに誘う。
; 『[[エージェント・カーター (第1シーズン)|エージェント・カーター]]』シーズン1
: 1946年の頃の彼女の活躍が描写される。[[ニューヨーク]]・[[ブルックリン]]のSSRのオフィスで電話交換士に回されるなか、ハワードにかかった兵器密売容疑の件に遭遇し、彼の執事であるエドウィン・ジャービスの助力を得て独自に捜査を開始。そこから、秘密組織“リヴァイアサン”との戦いに突入していく。
; 『[[エージェント・オブ・シールド]]』シーズン2
:; 『新生S.H.I.E.L.D.始動』(原題:Shadows)
:: 冒頭の終戦直後のシーンに登場。ハウリング・コマンドーズのダム・ダム・デュガンやジム・モリタたちと共に、ヒドラ残党のダニエル・ホワイトホールと対峙して、彼らの拠点を占拠すると共にホワイトホールが保有していた“オベリスク”を“084”として回収する。
: 本エピソード以降にも劇中に顔写真や名前が度々現れる。
; 『[[アントマン (映画)|アントマン]]』
: 冒頭の1989年時のシーンにS.H.I.E.L.D.の幹部として年季が入ったハワードと共に登場。同じく幹部だった[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#ミッチェル・カーソン|ミッチェル・カーソン]]に殴りかかった[[ヘンリー・ピム#MCU版|ハンク・ピム/アントマン(初代)]]を制止した。
; 『エージェント・カーター』シーズン2
: 本シーズンでは、1947年頃の彼女の活躍が描写される。SSRのエージェントとして活躍する最中、SSR[[ロサンゼルス]]支局長に就任したニューヨーク支局からの同僚であるダニエル・スーザからの応援依頼を受けて、[[ハリウッド]]に飛ぶ。そこで再会したジャーヴィスやスーザたちと共に、未知の物体である“ゼロマター”を巡って捜査を開始する。
; 『[[シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ]]』
: 本人の直接の登場は無いものの、物語の前半で故人となったことがスティーブに伝えられ、ロンドンにある彼女のお気に入りの大聖堂で葬式が執り行われた<ref name = "ビジュアル19">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=19}}</ref>。葬式にはスティーブやシャロンのほかにも、[[ファルコン (マーベル・コミック)#MCU版|サム・ウィルソン/ファルコン]]や元S.H.I.E.L.D.エージェントに政府高官まで、数多くの人々が参列した。享年98歳だった<ref name = "ビジュアル19">{{Harvnb|ビジュアル・ディクショナリー|2019|p=19}}</ref>。
; 『[[アベンジャーズ/エンドゲーム]]』
: 本作では、スティーブと[[トニー・スターク#MCU版|トニー・スターク/アイアンマン]]が時間移動[[タイムトラベル]]した1970年時のキャンプ・リーハイに勤務する彼女が登場。オフィスで忙しなく働いているところ、潜入していたスティーブとニアミスするも、この時は彼に気づかなかったため触れ合うことは無かった。
: だが物語のラストで、“[[マイティ・ソー#ムジョルニア|ムジョルニア]]”と6つの“'''[[マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧#インフィニティ・ストーン|インフィニティ・ストーン]]'''”をそれぞれの時代に返還する旅を終えたスティーブと再会し、自宅でかつて交わしたダンスの約束を果たす。
==== 短編映画・テレビドラマ ====
 
; 『[[マーベル・ワンショット#『エージェント・カーター』(2013年)|マーベル・ワンショット エージェント・カーター]]』(『[[マーベル・ワンショット]]』)
: 本作では、SSRの一員として働きながらも、1946年の頃の[[性差別]]を受ける姿が描かれる。
: 終戦から1年後、SSRの[[マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧#ニューヨーク支部|ニューヨーク支部]]で、壮年男性のエージェントに囲まれてながら上司の[[マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧#ジョン・フリン|ジョン・フリン]]たちによる女性差別から3ヶ月以上も内勤のみを押し付けられて鬱屈した日々を過ごしていた。
: だがある日の夜、1人オフィスで残業していたところに“[[マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧#ゾディアック|ゾディアック]]”が搬入された倉庫の位置情報に関する連絡を受け、単身現地へ向かった。そこにいたゾディアックを保有していた一味を次々と一蹴しゾディアックを入手。その隙を突かれて背後から現れた屈強な男によって窮地を陥るも、何とか倒してその場を撤退した。
: 翌日、任務を成功させたにもかかわらずフリンに叱責・罵倒され「あなたの下では活躍できません」と啖呵を切るが、直後にかかってきたハワードからの指示を受けたフリンにより、S.H.I.E.L.D.設立メンバーに選ばれたことを伝えられ、「荷物をお持ちしましょうか?」と問うフリンに「いいえ、結構よ」と返すと、[[ワシントンD.C.]]に出向するためニューヨーク支部を去る。
; 『[[エージェント・カーター (第1シーズン)|エージェント・カーター]]』(テレビドラマ)シーズン1
: 1946年の頃の彼女の活躍が描写される。[[ニューヨーク]]・[[ブルックリン]]のSSRのオフィスで電話交換士に回されるなか、ハワードにかかった兵器密売容疑の件に遭遇し、彼の執事であるエドウィン・ジャーヴィスの助力を得て独自に捜査を開始。そこから、秘密組織“リヴァイアサン”との戦いに突入していく。
; 『[[エージェント・オブ・シールド]]』シーズン2『新生S.H.I.E.L.D.始動』(原題:Shadows)
:: 冒頭の終戦直後のシーンに登場。ハウリング・コマンドーズのダム・ダム・デュガンやジム・モリタたちと共に、ヒドラ残党のダニエル・ホワイトホールと対峙して、彼らの拠点を占拠すると共にホワイトホールが保有していた“オベリスク”を“084”として回収する。
: 本エピソード以降にも劇中に顔写真や名前が度々現れる。
; 『エージェント・カーター』(テレビドラマ)シーズン2
: 本シーズンでは、1947年頃の彼女の活躍が描写される。SSRのエージェントとして活躍する最中、SSR[[ロサンゼルス]]支局長に就任したニューヨーク支局からの同僚であるダニエル・スーザからの応援依頼を受けて、[[ハリウッド]]に飛ぶ。そこで再会したジャーヴィスやスーザたちと共に、未知の物体である“ゼロマター”を巡って捜査を開始する。
=== ゲーム ===
『ザ・ファースト・アベンジャー』とタイアップしたゲーム『''[[:en:Captain America: Super Soldier|Captain America: Super Soldier]]''』でもペギー・カーターが登場し、同じくヘイリー・アトウェルが声優を務めた<ref>{{cite web|url=http://www.g4tv.com/games/xbox-360/45676/Captain-America-Super-Soldier/review |title=Captain America: Super Soldier Review - Xbox 360| author=Kevin Kelly |date=July 27, 2011 |journal=G4 |accessdate=2014-12-09}}</ref>。