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[[File:Lexi Belle at AVN Awards 2011 1.jpg|thumb|200px]]
 
俳優を、その主な活動範囲に注目して分類することがあり、「舞台俳優」「映画俳優」「テレビ俳優」「[[ミュージカル]]俳優」などといった分類が行われることがある。
 
欧米では主に[[コメディ]]映画・ドラマで演技を行う人は[[コメディアン]]と分類されている。
 
舞台演劇を中心に活動している俳優が舞台俳優である<ref group="注">当該国で一流の「舞台俳優」と認識されている俳優のことを、たまたま日本人がそれを知らず、映画でしか観たことがなく「映画俳優」と誤解していることがある。</ref>。映画俳優とは、もっぱら映画に出演している俳優のことで、米国・[[ハリウッド]]には多数存在する。「テレビ俳優」とはもっぱら劇場公開されない[[テレビドラマ]]ばかりに出演している俳優で、棲みわけのはっきりしている米国では舞台俳優、映画俳優のほかに「テレビ俳優」も区別され成立している。米国では他の職業同様に、俳優業も厳格な契約によって成立しており、映画やテレビの世界では細かな職業分類がなされて法的な権利の確保や職種別の[[労働組合]]活動が行われてきた歴史があり、契約書で書かれたこと以外は一切しない、それをさせたら違法とされ裁判沙汰になるのが通例である。米国の映画俳優は原則的にテレビ広告にも出演しない<ref group="注">日本の俳優が広告にもさかんに出演するのと対照的である。</ref>。
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俳優は男性であることが当然視されていた時代があったので、例外的な女性の俳優を特に女優(じょゆう)と呼び分けていた時代もあった。そして女優が登場した時代以降に、男性の俳優を[[レトロニム]]で[[男優]](だんゆう)と呼ぶことも行われた。現在でも俳優の性別に着目して「女優」「男優」という分類がされることもあるが、現代では[[性差別]]は良くない、という認識も広まってきているので、そういう呼び分けは避けて性差を強調しない「俳優」という呼び方で首尾一貫して通す場合もある。
 
[[歌舞伎]]の場合は「[[立役]]」「[[女形]]」と呼び分けられる。[[宝塚歌劇団]]では「[[男役]]」「娘役」がある<ref group="注">主演の男役は「トップスター」、主演の娘役は「トップ娘役」と呼ばれる。</ref>。[[アダルトビデオ]]でも[[AV女優]]、[[AV男優]]の区別がある。ただし、例えば[[日本放送協会|NHK]]の場合は、「俳優」とまとめて男女差別せずに言及される。なお、日本においては「女優」が女性俳優を指す用語として広く用いられているのに対し「男優」という語が用いられることは少ない。ただし[[アダルトビデオ]]業界では[[AV女優]]、[[AV男優]]と呼ぶ。<!--日本語で単に「俳優」と言った場合は男性俳優を指すことが多い{{要出典|date=2021年3月}}。-->
 
また俳優は、それぞれの特色や得意な分野に着目してキャスティングされたり、ジャンル分けされることがある。しかし、このジャンル分けに明確な基準はなく、流動的である。
 
様々な分類がありうるが、たとえば[[二枚目]]俳優<ref group="注">対比されるのは、性格俳優、二枚目半俳優、三枚目俳優など。</ref>、[[性格俳優]]、[[喜劇]]俳優、[[悪役]]俳優、[[アクション]]俳優、老け役俳優、個性派俳優([[怪優]](かいゆう))、[[子役]]、[[脇役]]俳優、[[端役]]俳優([[端役|チョイ役]]俳優)、[[エキストラ]]俳優、[[スーツアクター]]、プライベートアクター、美人女優、脱ぎ女優、動物俳優などがある。
https://atie-energy.com/
日本では[[名題#役者の格付|名題役者]]、[[時代劇]]俳優、剣劇俳優、[[大部屋俳優]]などという分類もある。
 
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== 仕事の内容と流れ ==
{{出典の明記|date=2020年6月|section=1}}
 
職業俳優の業務は、観客に公開することを目的とした劇作品を製作するために、その[[脚本]](シナリオ)に基づき、[[プロデューサー]]、[[演出家]]、[[映画監督]]などの指導・指示の下、共演者や製作スタッフなどと協力して、その上演や撮影にあたって、与えられた[[キャスティング|キャスト]](配役)を演じることにある。
 
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[[1990年代]]以降、テレビ局主導で映画製作が行われるケースも一般的になり、テレビドラマの制作スタイル(俳優業を本業としない者が俳優を兼業するスタイル)の領域も拡大傾向にある。一方で、俳優と名乗りながら[[バラエティ番組]]などで活動している者も多数おり、職業としての俳優という区分は曖昧になりつつある。これについて、映画俳優の設定が確立しているアメリカと違い、拘束時間が長い割に金銭的に恵まれない日本の俳優の環境のちがいの指摘もあるが、俳優個人の価値観や所属事務所の方針の問題も大きい。また、それぞれの出身の職業をあくまで本業としつつ、俳優業を含めて様々な活動を行う者もおり、[[マルチタレント]]と呼ばれる場合がある。これは評価される場合もあるが、否定的な見方をされることも多い。
 
俳優業は華やかな一面、厳しい世界だと言われている。俳優を志望しても俳優として有名にな食べられる者はほん(それ自体で生活を維持できる程度収入を得られる)人はごくわずかであり、収入も安定していないため、挫折俳優として食べられるようになる段階に到達する人の数よりも、中途半端な状態で挫折してしまう人の数のほうはるかに多い。また、一旦ある程度仕事が増えても、そのままずっと俳優でいられる保証はなく、一時的には第一線で活躍していた俳優でもその後はほとんど仕事がない人もいる。
欧米では主に[[コメディ]]映画・ドラマに出演する者は[[コメディアン]]と呼ばれるが、日本では「コメディアン=[[お笑いタレント|お笑い芸人・お笑いタレント]]」を意味する言葉として定着しており、コメディ映画に多く出演する俳優であっても「俳優」に括られることが通常であって、そのような者が「コメディアン」と呼ばれることはほとんど無い。
 
俳優業は華やかな一面、厳しい世界だと言われている。俳優として有名になれる者はほんのわずかであり、収入も安定していないため、挫折する者が多い。また、ずっと俳優でいられる保証はなく、一時的には第一線で活躍していた俳優でもその後はほとんど仕事がない人もいる。
 
また、政治活動に参加する俳優も存在するが、伝統的に日本の俳優は将来の仕事の幅や一部の消費者離れを恐れて政治色をあまり出さない傾向にある。
 
<!-- もし書くなら、印象論を書かず、出典を示して、日本に男性俳優は何人、日本に女優は何人、と具体的な数字を書くべき。{{要検証|date=2021年7月}} {{要出典範囲|俳優の数を性別に分けると男性が多い。|date=2021年7月}}-->
俳優の数を性別に分けると男性が多い。
 
==== 日本における女優の歴史 ====
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1914年、[[小林一三]]が宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)を設立し、女性が男性役も演じる、女性による歌劇・芝居の形式も誕生した。宝塚歌劇団に所属する女優(女性団員)は「[[タカラジェンヌ]]」(宝塚とパリジェンヌの合成語)と呼ばれている。
 
<!--
==== 出身 ====
{{複数の問題
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{{Clearleft}}
俳優は同じ舞台や映画、テレビドラマなどで共演するが、それぞれの出身は様々である。[[劇団|劇団員]]、[[歌舞伎#役者|歌舞伎役者]]、[[モデル (職業)|モデル]]、[[歌手]]、[[タレント]]、[[アイドル]]、[[音楽家|ミュージシャン]]、[[AV女優]]、[[アスリート|スポーツ選手]]など、様々な職種から俳優業に参入する場合がある。傾向として、{{いつ範囲|近年においては|date=2020年6月}}男女ともにモデル出身者が急増している。特に女性の場合、1980年代後半ごろからモデル出身者が激増している。また、アイドルも冬の時代を迎える直前である1980年代の中盤から増え始め、今やアイドル的な活動はごく初期のうちにとどめ、早々に俳優に転向する者も急増しており、かつては一定数の勢力があった劇団や舞台出身者、子役出身者は特に女優においては主演助演級に限定すれば相当の減少が認められる。
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== 年収 ==