「悪性リンパ腫」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: サイズの大幅な増減
m編集の要約なし
129行目:
;亜型
;;Western variant
神経症状(39%)と皮膚症状(39%)が主症状である<ref>Cancer Sci. 2010 Jun;101(6):1480-6. PMID 20412122</ref>。典型的な皮疹は有痛性の発赤病変である。認知症や末梢神経障害など急激に進行する神経徴候を伴うことが多い。骨髄(32%)、脾臓(26%)、肝臓(26%)も障害されることが多い<ref>Br J Haematol. 2004 Oct;127(2):173-83. PMID 15461623</ref><ref>Acta Neurol Scand. 1995 Jun;91(6):494-9. PMID 7572046</ref>。
 
;;Asian variant
147行目:
 
;;神経症状
血管内リンパ腫は全経過を通してみると85%60%以上で認められる<ref>Cancer Sci. 2010 Jun;101(6):1480-6. PMID 20412122</ref>。最も多いのが[[脳血管障害]](76%)であり、脊髄・神経根障害(38%)、亜急性脳症(27%)、脳神経障害(21%)、眼科的障害(16%)、[[末梢神経障害]](5%)、[[ミオパチー]](3%)である<ref>Cancer. 1993 May 15;71(10):3156-64. PMID 8490846</ref>。脳血管障害は[[脳梗塞]]が多く、亜急性脳症は[[意識障害]]や精神症状を示す。脊髄・神経根障害ではくも膜腔から脳実質内の小血管内腔に腫瘍細胞が充満し頸髄から腰髄まで広範囲にわたる虚血性の壊死病変を認める。好発部位は腰髄から仙髄であり対麻痺、感覚障害、膀胱直腸障害を示す。
 
==== 中枢神経の傍腫瘍性神経症候群 ====
181行目:
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==