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* 1868年には初の正式な競技会がアメリカで開催され、167cmの記録が残っている{{sfn|真鍋周平|2020|page=40}}。
* はさみ跳びはウィリアム・バード・ページ(William Byrd Page)が1874年に初めて採用した<ref name="iaaf"/>。
* ウィリアム・バード・ページ(William Byrd Page)が1874年にバーから遠い脚をやや後方に配置する跳び方に改良した{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=11}}。
* 1875年には{{仮リンク|マイケル・ジョージ・グレイズ​ブルック|en|Michael George Glazebrook}}が180cmを、1880年にはパトリック・ダヴァン(Patrick Davin)が190cmの記録を残した{{sfn|真鍋周平|2020|page=40}}。
 
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* 1880年代にはアメリカにおいて、バー正面から助走し脚を交互に広げ跳ぶ「イースタン・カットオフ」が主流となる<ref name="苅部俊二"/>。
* 1892年頃には、クリアランス時に体をバーと水平になる様にすることでお尻をより持ち上げる「イースタンカットオフ」という跳び方が開発された{{sfn|真鍋周平|2020|page=44}}。
* 踏み切り脚の振り上げを減らし、振り上げ脚の下側に引き込む{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=11}}。
* イースタンカットオフは{{仮リンク|マイケル・スイニー|en|Michael Sweeney (athlete)}}が編み出した<ref name="iaaf"/>。
* この跳び方で、{{仮リンク|マイケル・スイニー|en|Michael Sweeney (athlete)}}が197cmを記録した<ref name="苅部俊二"/>。
* 19世紀は、様々な跳び方が用いられ、よりよい跳び方が模索されていた{{sfn|真鍋周平|2020|page=40}}。
* 1940年ごろまでは、速い助走を好む選手は「イースタン・カットオフ」や派生の跳び方を行っていた{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
 
 
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* 1912年頃までには、バーに近い脚で踏み切り、クリアランス時は踏切脚を体の下側に、体は横向きにして跳ぶ「ウエスタンロール」(背が下向きの場合は「ロールオーバー」と呼んだ)が開発された{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
* ウエスタンロールは斜めからの助走であった<ref name="苅部俊二"/>。
* バーから遠い脚を振り上げ、バーに近い脚で踏み切り、体は横向きでバーを越える方法{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
* [[ジョージ・ホーリン]]が発明したとされる{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
* ウエスタンロールで、1912年には[[ジョージ・ホーリン]]が200cmを、1937年には{{仮リンク|メル・ウォーカー|en|Mel Walker (athlete)}}が209cmを記録した{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
* 「イースタン・カット・オフ」に始まり、20世紀になると「ウエスタン・ロール」が開発され、技術の近代化が図られた{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=9}}。
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; はさみ跳び(英語:Scissors jump)
* バーに近い方の脚→バーから遠い脚を交互に振り上げてバーを超す方法で、1874年頃にはすでに用いられていた{{sfn|真鍋周平|2020|page=43}}。
* バー正面からの直線助走で行うはさみ跳びは「正面跳び」と呼ばれる{{sfn|真鍋周平|2020|page=43}}。
* バーに近い脚をまず振り上げ、次にバーから遠い脚を振り上げ、バーを超す方法{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=11}}。
 
* ウィリアム・バード・ページ(William Byrd Page)が1874年にバーから遠い脚をやや後方に配置する跳び方に改良した{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=11}}。
 
; イースタン・カットオフ(英語:Eastern Cut-off)
* はさみ跳びをベースに、クリアランス時に胴体を水平にすることにより、お尻をより持ち上げる跳び方{{sfn|真鍋周平|2020|page=44}}。
* バー正面から助走し脚を交互に広げ跳ぶ方法<ref name="苅部俊二"/>。
* バーに近い脚を力強く振り上げ、バーから遠い脚で踏み切り、体を捻る{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
* 踏み切り脚の振り上げを減らし、振り上げ脚の下側に引き込む{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=11}}。
* 1892年ごろ用いられるようになった{{sfn|真鍋周平|2020|page=44}}。
* 1880年代にアメリカにおいて主流となる<ref name="苅部俊二"/>。
* 日本では「正面跳び」と呼ばれた<ref name="苅部俊二"/>。
 
; ラーソンスタイル(英語:Larson Style)
* 1917年に非公式競技会で203cmを跳んだクリントン・ラーソン(Clinton Larson){{sfn|Richard Hymans|2021|page=173}}。
* イースタン・カットオフの派生跳躍法で本人曰く「顔上向き、背中バー側の態勢」をとる方法{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
 
 
; ウエスタン・ロール(英語:Western Roll)
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* クリアランス時に背中が下向きになる場合は「ロール・オーバー」とも呼ばれる{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
* 1912年頃までには用いられるようになった{{sfn|真鍋周平|2020|page=45}}。
* バーから遠い脚を振り上げ、バーに近い脚で踏み切り、体は横向きでバーを越える方法{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。
* [[ジョージ・ホーリン]]が発明したとされる{{sfn|Jürgen Schiffer|2009|page=10}}。