「Wikipedia:ルールすべてを無視しなさい/解説」の版間の差分

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[[Wikipedia:ルールすべてを無視しなさい]] は、二文だけのシンプルな方針草案ですので、様々な解釈がなされます。その解釈とルールの歴史についてここで説明します。
 
== 解釈の例 ==
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また、ルールを適用するときには常識を用いてください。ルールを表面上しか守らない行為は、必要以上にルールを複雑にする原因にもなります。例えば、<!-- ウィキペディアでの例の方がよい -->あなたの家の前で、たびたび犬のフンがされて困っているとします。そこで、あなたは家の前に「ここで犬にフンをさせないでください」と張り紙をしました。ルールを表面上しか解釈されないのなら「犬の小便ならいいのか」と屁理屈を言われたり、今度は猫のフンをされたりするかもしれません。今度はそれに対応するように張り紙の文面を付け加えなければならないでしょう。そうすると今度は空き缶が家の前に……。というようにだんだん文面が複雑になっていきます。常識で判断すれば「ここで犬にフンをさせないでください」という張り紙は、「ここを綺麗に保ってください」という意味に解釈すべきでしょう。<!--[[Wikipedia:荒らし#荒らしではないもの|荒らしではないもの]]というルールがあります。このルールの表面だけをみて、「個人攻撃は荒らしではない」といって繰り返し相手を攻撃するのも自由と勘違いしたり、あるいは、相手を見下したコメントをしても個人攻撃ではない、といった屁理屈がでてくるとどうなるでしょう?「相手を見下したコメントをしないでください」というルールを「[[Wikipedia:個人攻撃をしない#個人攻撃の例|別のルール]]」に書き加える必要がでるかも知れません。「荒らしではないもの」を規定した精神を考えれば、「不適切な編集だからといって、何もかも荒らし呼ばわりすることで、お互いを不快にさせないこと」、つまり、「共同して円滑に百科事典を編集するための執筆環境を保つこと」にあります。とすれば、それに反することをしてはいけないのは「常識」ということになります。これは「別のルール」を知らなくても、ルールの精神を理解していれば守れるものです。もちろん、「荒らしではないもの」だからといって、そこに挙げられた不適切な編集をわざと繰り返すことが許されないこともいうまでもありません。どのようなルールにもそれを作った精神があります。そのような精神を理解し尊重することが大事なのです。-->
 
一般的に、あるルールを無視して行動するためには、その根拠となる適切な理由が必要となります。この方針草案文書の'''ルールすべてを無視'''という表現はルールすべてを全く無効とする態度を認めるものではありません。いまある方針を十分に考慮した上で、そのルールのいくつかについて、あえてそれらを省略した行動を取っても、それがウィキペディアの基本精神に合った解決方法であることを示しています。またこの方針草案が十分正当な理由によって運用されれば、個々の方針文書やコミュニティの改善はよりスムーズになるでしょう。しかし根拠もなく濫用されれば、かえって混乱は大きくなるでしょう。
 
== このルールの運用について ==