「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の呪文・技」の版間の差分

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: ゲームと異なり、本作品でのバギ系統は真空の斧の効果によるものも含め、相手の動きを止めるための手段として補助系{{R|VJUMP2103282}}として使われる描写が多く、直接ダメージを与える手段としてはほぼ用いられなかった(直接的な攻撃描写としては、ダイがキラーマシーンにバギクロスを放ったシーンがある)。また、バルジ島に向かう船を止めるためにも使われた。
; イオ系統(爆裂系呪文{{R|VJUMP2103282}})
: イオ・イオラ・イオナズンの系統となる呪文{{R|VJUMP2103282}}。ポップ・ハドラー{{R|VJUMP2103282}}・でろりん{{R|VJUMP2103282}}などが使用。ゲームでは全体攻撃呪文だが、本作では爆心地周辺に効果がある
: 呪文ではないが、派生技としてハドラー親衛騎団の[[魔王軍 (ダイの大冒険)#シグマ|シグマ]]が使用した[[#親衛騎団の技|ライトニングバスター]]も存在する。
; デイン系統(電撃系呪文)
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==== 習得 ====
本作では呪文ごとに儀式を行って修得する設定になっているが、儀式を済ませても術者の力量が不十分だと使えない。初期のダイは既にブラスによって多くの呪文の儀式を済ませていたが使えず、後々の成長で使えるようになっていく。後半のポップも同様。ただ成長によって無意識のうちに発動していることもある。

なお、「使える」にも幅があり、初期のダイは灯火程度のメラや氷の粒程度のヒャドしか出せず、メラの炎が出せるようになっても魔法力のみでは前に飛ばなかった(その後は投げつけるように放っている)。
 
==== 命名規則 ====
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==== 極大呪文の扱い ====
<!--公式出典のない個人の解釈は書かないでください-->
極大を冠する呪文がない系列はメラ系、ヒャド系、デイン系、ザキ系。メラ系とヒャド系に関しては、破壊する力をプラスで与えるかマイナスで与えるかが違うだけで、元々同じ系列の呪文(物質の分子運動を操る呪文・消滅呪文)の一種であると解釈されていて、この消滅呪文の極大としてメドローアが存在する。バギクロスに関しては両手から(フェンブレンの場合は体の2箇所)から放つ描写だが、「真空呪文」とも「極大真空呪文」とも記述されていないため、極大呪文かどうかは不明である。なお、『勇者アバンと獄炎の魔王』では「真空呪文」の表記で、(他者を媒介していたが)しかも片手から放っていた。
 
また、ゲームで使われる強弱がある呪文としてはホイミ系があるが、作中ではホイミ・ベホイミ・ベホマまでしか登場していない。これらは片手で扱う描写があり、ザオラルやラナリオンなどの高度とされる呪文は両手を使っている。
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同じ呪文でも、例えばヒャダルコの場合、ポップはほとんど片手で放っているのに対し、レオナは両手で放っている。しかしながらポップでも初めてヒャダルコを撃った時や、終盤でキル・トラップの炎を食い止める時は両手でヒャダルコを放っている<!--NOR : ので、術者が未熟である場合や普段よりも高出力が求められる場合等は、一般的に片手で扱われている呪文でも両手を使う事があると思われる-->。ヒャダルコ以外にも、バギはダイが両手で放っているのに対し、[[バラン (ダイの大冒険)#竜魔人|竜魔人バラン]]は片手で放っている。<!-- 読みきり版は設定が共通していない可能性があるので割愛します -->ブラスや中盤までのポップのように、杖の先から呪文を放つ例もあり、モンスターであるガーゴイルやガスト、ライオンヘッドは口や目からマホトーンやベギラマを放っている<!--NOR : ことから、そもそも呪文の撃ち方に関しては、完全に決まった形式があるのではなく、ある程度個人差・個体差がある-->。
 
一方、極大呪文以外は速射性があり、乱発することも可能である。
 
==== 既存設定の変更 ====
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さらに、同じ呪文でも術者の魔法力のレベルによって威力が大きく異なる。例えば、バーンとの初対戦時にバーンのメラがポップのメラゾーマより威力が大きかったり、キルバーンの殺しの罠「◇の9」(ダイヤ・ナイン)に対し、ポップのヒャダルコは内側から火炎の落下を支えていたが、レオナのヒャダルコは炎の壁にあっさり弾かれるといった実例が挙げられる。この現象は、本家シリーズの『[[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君|VIII]]』や『[[ドラゴンクエストモンスターズジョーカー|ジョーカー]]』で、かしこさ(『[[ドラゴンクエストIX 星空の守り人|IX]]』よりこうげき魔力とかいふく魔力)の値によって攻撃呪文の威力が変動するといった形で採用されている。
 
もう一つ原作との大きな違いは、魔法を無効化・回避する表現があること。無効化は同等の呪文もしくは反属性の呪文の使用、または同程度の威力を持つ技などで相殺することが出来る。作中でも初期から終盤まで多用された表現である。最終決戦でのポップは少し特殊で、バーンのカイザーフェニックスに対し、呪文そのものに魔法力で干渉して無効化する描写がある。また単純に体術を使ったりルーラによる瞬間移動やトベルーラによる飛翔での回避表現も多い。攻撃呪文のみならず、後述のマホトーンやラリホーのように補助呪文を物理的に回避する描写も見られる(リング状の波動に当たらなければ効果の対象にならない)。番外編・勇者アバンでは、動きを封じた後にメラゾーマを使うなど、呪文の弾速や特性を生かした戦闘を繰り広げている。威力と属性しか考慮されないゲームと違い、漫画という媒体を生かした表現となっている。攻撃呪文の回避については後に<!--いくつからだっけ-->盾や武器によって無効化する効果が追加されている。
 
==== 呪文名の前に詠唱があったもの ====