「トータル・ナショナル・ディフェンス」の版間の差分

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'''トータル・ナショナル・ディフェンス'''([[英語]]:Total National Defense、[[セルビア・クロアチア語]]:Opštenarodna odbrana <small>オプシュテナロードナ・オドブラナ</small>、[[クロアチア語|クロアチア・セルビア語]]:Općenarodna obrana、[[スロベニア語]]: Splošna ljudska obramba、[[マケドニア語]]{{lang|mk|Општонародна одбрана}}、マケドニア語ラテン文字転写:Opštonarodna odbrana、略称:'''ONO'''、キリル文字では'''{{lang|sh|ОНО}}''')は、20世紀後半に、社会主義時代の[[ユーゴスラビア]]で採用された防衛[[戦闘教義|ドクトリン]]
 
邦訳では「全民衆防衛」とされる<ref>「総合人民防衛」との訳もある。また、過去スイスにおいて採用されていた同名の防衛構想は「総合国家防衛」と訳される</ref>。トータル・ナショナル・ディフェンスは世界的に見てユニークな防衛態勢であり、[[ユーゴスラビア]]において採用されていたが、考案の段階で[[スウェーデン]]の山岳防衛戦略を参考にしている。ただし1991年から始まった[[ユーゴスラビア紛争]]においては、市民が武器を容易に入手可能となっていた防衛体制が仇となり、紛争を激化させてしまった。